2018年10月31日水曜日

ドコモ吉澤社長、料金を「2~4割値下げする」

 NTTドコモは、2019年度第1四半期(2019年4~6月)に新しい料金プランを導入し、「2~4割程度値下げする」ことを明らかにした。

 10月31日に開催された2018年度第2四半期の決算説明会で、NTTドコモ 代表取締役社長の吉澤和弘氏が明らかにした。

 吉澤社長は、現在のプランは「継ぎ足しなどで複雑になっている」と認め、「シンプルで分かりやすいこと」「おトクを実感してもらえること」の2つをテーマにリニューアルする。いわゆる「分離プラン」を軸に検討しているという。

 詳細は2019年度第1四半期に案内するとしており、刷新されたプランも同時期に提供を開始する方針。

「大胆な見直しをしていく」

 決算説明会では、決算内容の説明に加えて中期経営戦略についても解説され、この中でユーザーへの還元策に触れられた。

 「今後のドコモの、料金に関する大きな方針についてお伝えする」と切り出した吉澤社長は、「多様なニーズに合わせて還元策を実施してきた。一方で、パケ・ホーダイ、パケあえるも(開始は)4年半前。いろんなものを継ぎ足してきたこともあり、複雑で分かりにくいという声をたくさんいただいている」と振り返り、「シンプルで分かりやすい料金プランに、大胆な見直しをしていく」と表明した。

 その上で吉澤社長は、「利用状況によるが、2~4割、利用料金を低廉化させたい」という意向を示し、これによって、1年あたり4000億円規模のユーザー還元になることを明らかにした。

 質疑応答の時間には、KDDIやソフトバンクがすでに導入している、いわゆる分離プランにするのかが問われ、「分離プランを軸に検討している」とコメント。また新料金プランで「“2年縛り”を止めるのか」と問われたが、こちらについては明確な回答はしていない。

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Read Again https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1150872.html

ドコモ吉澤社長、「携帯料金2~4割値下げ」「ショップの滞在時間半減」実施を明言

 NTTドコモの吉澤和弘社長は10月31日、2018年度上半期(4〜9月)の決算会見に登壇。携帯電話事業の今後の方針について言及し、「19年第1四半期までに料金プランを2〜4割値下げする」「19年度中にドコモショップの滞在時間を半減させる」と明言した。

photo NTTドコモの吉澤和弘社長

 一連の顧客還元策を推進するため、「年間で最大4000億円規模の投資を行う」(吉澤社長)という。値下げ・投資の反動で、19年度以降はいったん減収減益を見込むが、金融・決済などスマートライフ事業や、5G(第5世代移動通信システム)関連事業でカバーする計画。

 売上高は21年度に5兆円、営業利益は23年度に17年度水準(9900億円)への回復を目指す。

調査で約半数の顧客が「プラン分かりにくい」

 吉澤社長によると、ドコモが事前に顧客調査を行った結果、同社の料金プランが「分かりやすい」と答えた人は23%、「分かりにくい」は48%。「もっとシンプルにしてほしい」「分かりづらい」「仕組みが複雑で、Webサイトを見ても理解しきれない」――といった意見も出たという。

 「このような声を真摯(しんし)に受け止め、お客さんに選べれ続けるドコモになるために、料金プランをシンプルで分かりやすくすることを決めた」(吉澤社長)

 吉澤社長は19年に予定されている楽天の携帯事業参入についても触れ、「来年から新規事業者が参入してくるため、市場が変化することが想定される。そのため、先んじて競争力を強化する」と話した。

 値下げした料金プランの詳細は未定で、19年第1四半期に詳細を発表する予定。

 吉澤社長は「『ドコモの料金はこれ一本で行ける』というような、分かりやすいプランを発表したい」と強調した。

photo 料金プランの値下げを発表する吉澤社長

来店予約枠を拡大した店舗、19年度には1000店に

 また、これまでのドコモショップは、顧客が接客を受ける際に長い待ち時間が発生。その後の各種説明、契約手続き、初期設定・データ移行――などに多くの工程を要し、トータルで1人当たり2時間の滞在時間が生じていた。

 これを改善するため、今後は待ち時間と説明手続きを半分に短縮し、初期設定・データ移行は希望者のみに提供する。

 吉澤社長は「(顧客に)大変なご迷惑をおかけしている。改善に向け、まずは来店予約の枠を拡大した店舗を18年度中に300店舗、19年度には1000店舗まで増やす。説明方法の見直しなども実施していく」と計画を話した。

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Read Again http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1810/31/news099.html

新型iPad Pro、買うならこのセット! iPad Proで仕事して3年のヘビーユーザーがオススメ

昨日のApple新製品発表会 in ニューヨークで、新型iPad Proが発表になりました。筆者は兼ねてより「iPadだけで仕事が出来る!」ことを目指し、日常使いしてきたヘビーユーザーです。そんなヘビーユーザーから見た、今回の新しいiPad Pro、どの組み合わせを選ぶべきなのか。購入を検討中の皆さん、参考にしてください。

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どのサイズ・どの容量を買えばいいのか問題

新しいiPad Proのサイズは、11インチと12.9インチの2種類。周囲のガジェット好き達は、12.9インチを購入しているようですが、私は断然、11インチをオススメします。というのも、iPadの最大の魅力は、持ち運びの楽さと、機動力の高さにあるからです。出かける際に「パソコン持っていこうかな、どうしようかな」と悩まず、常にカバンにiPad Proを入れておく。そうすることで、ある程度の作業は、どこにいても出来るようになります。

新型iPad Proのストレージは、64GB・256GB・512GB・1TBの4種類。用途に合わせて、幅広い選択肢が用意されています。今回私は、256GBにしました。「最大容量にしないの!?」という声が聞こえてきそうですが、これには訳があります。私は、iPhoneで撮影した動画やデータを、全てiCloudの月額1300円プラン(2TB)に預けているのです。理由は、複数の端末で、同じ写真データ・動画データを見たいこと、Macなど母艦を使わずバックアップをとりたいから。
カメラロールの写真と動画、合計10万枚を保管する、私のiCloud使用状況がこちら。

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iCloudの設定で「iPadのストレージを最適化」にすると、写真・動画はサムネイルだけ残して、クラウドに保管されます。これを使うと、本体ストレージをまったく食わないので、今使用中のiPad Pro 512GBのうち、430GB残っているというもったいない状況になっており、「それなら今回は216GBだな」という選択に至ったというわけです。

もし、iCloud以外に、DropboxやGoogleドライブなどのクラウドサービスを頻繁に使っている人なら、私同様、容量は小さめで構わないでしょう。「初めてのiPad Proだから一番安いモデルの64GBを購入してみたい」という人も、容量は後日、クラウドである程度までは増やせると考えられます。ただ、月額料金、例えば月1300円なら、1年で15600円。3年で46800円。この課金をどう捉えるかはあなた次第です。

クラウドを使う予定がないなら、ストレージは大きめが安心。写真が好きで、カメラからRAWデータを取り込みたいとか、新しくなったPhotoshopをゴリゴリ運用したいとか、普段からGoProで動画を撮りためているような人であれば、512GBまたは1TBをオススメします。

Wi-Fiなの?セルラーなのどっちが良いの?

オススメは、100%、Wi-Fi + Cellularモデルです。繰り返しますが、iPadの魅力は機動力。スマホライクにサッと使えて、スマホよりも多くのことができるのが良いのです。Wi-Fiモデルでは、SIMを入れられない為、都度「近くにあるWi-Fi」を探すか、テザリングを利用しなければなりません。接続までに時間がかかったり、混雑した場所では安定しないことがあるでしょう。セルラーなら、移動中でもすぐつながります。Wi-Fiモデルを使っていた時は「なかなかWi-Fi繋がらなくてイライラする」ことが多かった為、Wi-Fi + Cellularモデルを購入した上で、iPad用に、格安SIMを契約するのが良いと思います。

Wi-Fiモデル?それともWi-Fi + Cellularモデル?(公式)

Keyboardは必要なのか?

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必要です。「適当に、安い外付けのキーボードを買えばいいや」と思う人もいるかもしれませんが、Smart Keyboard Folioは、本体と一体化するフルキーボード兼・フルカバー兼・スタンドです。これがないと、逆に荷物が増えたり、キーボードを充電するなどの手間がかかるので、セットでの購入をお勧めします。
個人的には、これまでの「カバー兼キーボード」のセットだと、どんなに本体カラーが美しくても、こうなるので台無し...だったのが解消されて嬉しいのですが

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これが解消されると「キーボードと一緒に使えるiPadケース」は全滅することになるのが悲しい...。また、iPadとキーボード=重めのグレーのパソコンライクなデバイスという統一カラーになっちゃうが残念ではあります。追加料金を払ってでもいいので、Appleさんがカラーフォリオキーボードを出していただける日を心待ちにしています。

Apple Pencilは必要なのか

Apple Pencilは、iPad Pro魅力を倍増にしてくれるよ!と記事に書きまくったところ、色々な方が本体と一緒にApple Pencilを購入してくれたようなのですが、ある日一通のクレームがとどきました。「良いというから買ったけど、まったく使わないよー!!」と。えーっ、と思ってよくよく聞くと、その方は「普段からメモをとらない」タイプで、メモを書くときは、スマホなどにデジタルで記録しているのだとか。なので、言い方を変えることにします。もし、あなたが「メモ魔」で、アナログでメモを書いたり、手帳にペン書き込んだり、ホワイトボードを使うのが好きならば、Apple penicil+iPad Proの組み合わせほど、強い味方はいないでしょう。

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私は、雑誌のラフを書いたり、書類を作る前に下書きを作ったり、打ちあわせをしながら、目の前で図を描き起こしていくのに使います。「ペンで描きながら思考を整理していくタイプ」の人なら、Apple Pencilは、想像以上にあなたの創造性を高めてくれるでしょう。(と、ちょっとだけ本家のような書き方をしておきます)

Apple Pencilに関して言えば「歴史に残る変態的充電」だったLightningコネクタにさして充電する方法が変更されました。今回から、上部にぴったり装着できる、スマートな形になりました。
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ただ「かっこよくなったね」というだけでなく、前回までの充電方法は「折れるんじゃないか」とヒヤヒヤするとともに、新幹線や飛行機内で、隣の人に迷惑をかけがち、精神的にも嫌がられがちなスタイルだったので、変更してくれて、本当にありがたい......。

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さらに、丸くてすべりやすいボディだったのが、持ちやすい形状にバージョンアップし、握りやすくなっているようです。フタも排除されたので、充電の度なフタだけなくすような心配もありません。

iPadで仕事はできる。でも、注意してほしいこと

今回はMacBook Airの新型もリリースされたので、仕事で使うならどっち!?と悩んでいる人もいるかもしれません。クリエイティブシーンでは、かなり使える存在になってきたiPadも、日本のビジネスシーンにおいて、最適とは言い難い部分もあります。それは、Microsoft Officeが、完全な状態では動かないということ。Excelに関して言えば、マクロが埋め込まれているデータを開くことはできません。(これは、NumbersでもGoogleスプレッドシートでも同じです。)Wordに添付したコメントも、表示されなかったり、添付されていることを知らせてくれない場合があります。iPadとワーク系ソフトについては、こちらの記事もご参照ください。

Excelでゴリゴリ仕事したい、というひとで、今回の新作をどうしても買いたいというひとは、素直にMacBook Airを買うのが得策だと思います。

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Read Again https://japanese.engadget.com/2018/10/31/ipad-pro-ipad-pro-3/

新型iPad Proで、アップルはコンピューターを“再定義”する

アップルが新型「iPad Pro」を発表した。ホームボタンが姿を消し、ベゼルが細くなり、薄く、軽くなったiPadは、まるでディスプレイだけの「黒い板」のようなデザインに姿を変えた。だが、その真価は中身にある。アップルが「どんなコンピュータにも似ていないコンピュータ」と訴求する、新型iPad Proの登場が意味すること。

iPad Pro

PHOTO: STEPHANIE KEITH/GETTY IMAGES

一見すると、正常進化であるように思えた。アップルが10月30日(米国時間)に発表した新型「iPad Pro」は、まるで「大きなiPhone X」のようなデザインで、われわれの目の前に姿を現したのだ。

2010年1月に初代モデルが発表されてから9年近い「iPad」の歴史は、これまで液晶ディスプレイとホームボタンの組み合わせによって続いてきた。当時も「大きなiPhone」のような姿で登場し、基本的なデザインは継承されてきたのである。

それが今回の新モデルで初めてホームボタンが姿を消し、ベゼル(画面の枠)が細く、本体が薄く、軽くなり、まるでディスプレイだけの「黒い板」のようなデザインに姿を変えた。そして顔認証「Face ID」に対応したことで、まるで認証など存在しないかのようにストレスなく使えるようになった。

外観上のインパクトは確かに大きい。だが、いずれの要素も2017年発売のiPhone Xから受け継がれたものであり、いまのアップルが考える「これからのモバイルデヴァイスのかたち」そのものだろう。その意味で、まぎれもない正常進化と言える。

iPad Pro

新しいiPad Proはホームボタンが姿を消し、ベゼル(画面の枠)が細くなり、薄く、軽くなり、まるでディスプレイだけの「黒い板」のようなデザインに姿を変えた。VIDEO COURTESY OF APPLE

正常進化のなかに、“新しい”と言っていい動きがひとつある。それが、すでに「MacBook」シリーズに標準搭載されているUSB Type-Cの採用だ。MacBookで採用された際には、広く使われている従来型のUSB(USB Type-A)に対応した機器の利用にアダプターが必要になったことで、大きな波紋を呼んだ。

決して技術的に新しいわけではない。だが、iPhoneと共通のLightning端子という独自規格から汎用のUSB-Cに移行することで、市販のデジタル機器やケーブルを利用しやすくなり、外部ディスプレイにも容易に接続できる。iPhoneなどの外部デヴァイスへの給電に対応したことで、巨大なモバイルバッテリーとしても使えるようになった。

この動きは、モバイル機器の充電規格統一を目指している欧州連合(EU)当局に影響された可能性もあるだろう。そうした事情も考慮すると、iPhoneを含むモバイル機器にも今後、広くUSB-Cを搭載していくという流れも考えられる。

コンピューターの再定義

それと同時にUSB-C規格の採用は、iPadが名実ともに「パーソナルコンピューター」であるという、アップルからのメッセージであるとも言える。実際にアップルの最高経営責任者(CEO)であるティム・クックは、世界的に好調であるというiPadのセールスを説明する際に、他社のノートパソコンの販売台数と並べて「世界で最も売れているコンピューターだ」とアピールした。

アップルのウェブサイトには、次のような新型iPad Proの謳い文句が並ぶ。

「これがiPadの歴史をぬりかえる、新しいiPad Proです。」
「変えていないのは名前だけ。」
「どんなコンピュータにも似ていないコンピュータ。」

つまり、これがコンピューターの再定義であり、新しい姿であることを強調している。そう考えると、アップルがプレゼンテーションで、iPad Proの性能に関するプレゼンテーションに時間を割き、丁寧にデモンストレーションをしていたことにも納得がいく。

「ノートパソコンより高速」に

なかでも目玉になったのが、新しい「A12X Bionic」チップの搭載である。計8コアのCPUに100億ものトランジスターを集積しており、その処理能力はシングルコアで30パーセント、マルチコアで90パーセントも高速になったという。アップルは、「市場で販売されている92パーセントのノートパソコンよりも高速」であると説明している。また、GPUは7コアで、前の世代と比べて2倍速くなった。グラフィックス処理性能がマイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox One」に匹敵することが、発表会では強調されていた。

デモンストレーションも、その処理能力に焦点が当てられていた。

2K Sportsの幹部が登壇し、バスケットボールゲーム「NBA 2K19」の高度なグラフィクス処理性能をアピール。「家庭用ゲーム機に匹敵する体験が、初めて(モバイル端末で)楽しめるようになった」と、その性能を絶賛した。披露されたグラフィック処理性能は驚かされるもので、スター選手の肌や流れる汗、タトゥー、ウェアの質感まで非常にリアルに、生々しく再現されていたほどである。

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2K Sportsの幹部が登壇し、バスケットボールゲーム「NBA 2K19」の高度なグラフィクス処理性能をアピールした。PHOTOGRAPH COURTESY OF APPLE

また、アドビのデザイン担当ヴァイスプレジデントであるジェイミー・マイロルドは、iPad用「Photoshop」のデモを披露。100枚以上のレイヤーを重ねた画像ファイルをその場で編集するような極めて“重い”作業や、画像をAR化したりといった手順を、いとも簡単に実演して見せた。プロのクリエイターが十分に使えるパワフルなコンピューターへとiPadが進化した、ということだろう。

明確になってきた高価格戦略

そうは言っても、その“代償”は大きい。12.9インチのセルラーモデルでストレージ容量を1TBにすれば、その価格は税別で21万1800円。最新の「Apple Pencil」と外付けキーボードカバー「Smart Keyboard Folio」をセットで購入すると、なんと税込みで約27万円になる。

タブレット端末ならではの利便性と、パソコン並みかそれ以上のパワフルさを手に入れた新しいiPad Proは、新しい価値をもつコンピューターへと確かに進化した。ただし、それは相応の価格で、ということなのだろう。iPhoneに続いてアップルの高付加価値、高価格戦略が明確に見えてきた発表でもあった。

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新iPad Proに触ってきた! 使いやすさの工夫が随所に光る

アップルがiPad Proの新製品2モデルを発表しました。ホームボタンを省略して本体サイズいっぱいに拡大した大画面、本体を薄型化しつつ側面をフラットな仕上げにして精悍さが高まったデザイン、使い勝手を大幅に高めた新しいApple Pencil、高性能ノートパソコンや据え置き型ゲーム機よりも処理性能を高めた点など、魅力的な改良がいくつも施されました。販売開始は11月7日と間もなくですが、「発売まで待てない!」という人のために、発表会の会場でいち早く試した実機リポートをご紹介します。

  • 満を持して登場した新iPad Pro。iPhone Xシリーズと同じコンセプトを採用し、デザイン面も機能面も新世代に進化したという印象を受けました

びっくりするぐらい軽い本体、デザイン的な魅力もアップ

新しいiPad Proは、画面下のホームボタンを廃止して本体いっぱいに画面を拡大するなど、iPhone Xシリーズと同じデザインコンセプトを採用したのが特徴です。本体側面を曲面ではなくフラットな仕上げにしたのも大きなポイントです。これらの改良により、世代の古いiPadのデザインが一気に古くさく感じられました。

  • 本体の隅々まで画面が拡大されている。11インチモデルは従来の10.5インチモデルよりも画面サイズが大きくなったにもかかわらず、本体サイズは10.5インチモデルとほぼ同等にしている

  • 背面。側面とともにフラットな仕上げになったことで、新鮮さや高級感も増した。上下のアンテナ部分の処理も、さらにスッキリとした

11インチiPad Proは、従来の10.5インチiPad Proと本体サイズや重さはほとんど変わりません。しかし、これだけの大画面なら相当重いだろう…という先入観を持ったうえで本体を手にすると、見た目と軽さのギャップに驚かされることでしょう。

  • 新iPad Proはとにかく薄さとシャープな仕上げが目を引く。剛性感も高く、片手で本体の端をつかんでも不安を感じることはなかった

ホームボタンの代わりに、顔認証でロック解除するためのFaceIDカメラを搭載しています。FaceIDカメラは画面の上部にありますが、iPad Proを横置きや180度回転させた状態でも問題なく顔を認証してくれます。うっかりFaceIDカメラを覆うように持った際は、警告とともに「この部分を覆わないでください」という矢印が現れる親切ぶりです。

  • 上部に埋め込まれたFaceIDカメラ。iPhone Xの技術を応用しているという。ポートレートモードでの撮影にも対応する

  • FaceIDカメラを覆うように持ってしまった場合、この部分にあるカメラを隠していますよ、と注意を促してくれる

本体底面の端子は、長く使ってきた独自のLightning端子ではなく、メーカーを問わず広く使われているUSB Type-C端子に置き換えられました。外部ディスプレイなどのさまざまな機器に直接接続できるようになり、活用の幅が大きく広がることは間違いありません。iPad ProからiPhoneのバッテリーを充電できるようにもなりました。

  • 本体底面の端子はUSB Type-C端子に置き換えられた

  • 外部ディスプレイなど、数多くの周辺機器がiPad Proで使えるようになるのはうれしい

価格は、11インチiPad Proが8万9800円から、12.9インチiPad Proは11万1800円(いずれも64GBモデル、Wi-Fi版、税別)となります。

背面も保護できるようになったSmart Keyboard Folio

カバーを兼ねるキーボード「Smart Keyboard」も、新しい「Smart Keyboard Folio」に一新されました。新たに、背面もしっかりとカバーできるようになったほか、角度が2段階に変更できるようになったのがうれしい改良点といえます。接続用のSmart Connector端子が背面に移されるなどの改良も施されています。

Smart Keyboard Folioのスペースバーを押すだけでFace IDによる顔認証が働き、スマートにログインできるのも便利です。ちなみに、キーボードを折り返して背面に持ってきた場合は、キー操作が無効になる工夫が盛り込まれています。

価格は、11インチ用が1万9800円、12.9インチ用が2万2800円(いずれも価格は税別)です。

  • 新しいSmart Keyboard Folioを装着したiPad Pro。見た目は従来のものと変わらないが、うれしい改良がいくつも施されている

  • 接続用のSmart Connector端子は背面に移された。Smart Keyboard Folio以外にもさまざまな機器に対応させるためと思われる

  • Smart Keyboard Folioは、パネル面だけでなく背面も保護できるようになったのが大きな改良点だ。装着時のスタイルも美しい

  • 横から見たデザインも美しい。パネルの固定角度は2段階に変更でき、より立たせた状態にもできる

使い勝手が劇的に高まった新Apple Pencil

Apple Pencilも新たに第2世代にモデルチェンジしました。

特筆すべきなのが、充電や携帯の煩わしさを劇的に改善して使い勝手を高めたこと。新しいiPad Proの側面に磁気でくっつければ、ワイヤレスでApple Pencilのバッテリーが充電できるようになりました。磁気で保持する力も強く、iPad Proを多少荒く振っても外れ落ちることはありません。iPad Proに密着させる部分がフラットな仕上げになったことで、持ちやすさが増すとともに、転がってしまうことが防げるようになりました。

  • iPad Proの側面に近づけるだけで磁力で引き寄せられ、バッテリーの充電が始まる。とてもスマートだ

  • iPad Proの充電部分のアップ。ワイヤレス充電の技術を用いている

  • Apple Pencilをくっつけた直後、バッテリー容量が表示される

  • iPad Proとのペアリングも簡単で、ペタッとくっつけるだけで完了する

機能面では、Apple Pencilをダブルタップすることで、さまざまな機能を切り替えられるようになりました。ペイントツールでは、ダブルタップで鉛筆と消しゴムの機能を切り替えられるようになり、Apple Pencilの移動を抑えてより効率的に作業ができるようになっています。

  • 新しいApple Pencilはダブルタップの機能が備わり、さまざまな機能を切り替えられるようになった。Apple Pencilの移動が抑えられるので、作業の効率がグンと高まりそう

注目したいのが、Apple Pencilの側面に名前などをレーザーで刻印するサービスが用意されること。オンラインのアップルストアでの購入時に限られますが、追加料金は不要なのがうれしいポイントといえます。

新しいApple Pencilの価格は1万4500円(税別)です。なお、今回発表した新iPadのみに対応し、従来モデルでは利用できません。同様に、従来のApple Pencilは新iPadでは利用できないとのことです。

タブレットの概念を変える1台になりそう

さまざまな機能強化が図られた新iPad Proとアクセサリー、スペシャルイベントの中継を見た人からの評判は上々のようです。複数のアプリを1画面で利用する機能もあり、パソコン並みの使い方もできます。処理性能やグラフィックス性能が大幅に強化されたことで、据え置き型ゲーム機並みの高度なゲームも楽しめるようになりました。タブレットの概念を変え、ロングセラーを予感させる1台になりそうです。

  • SafariでWebサイトを見つつ、メールアプリやメッセージアプリを左右に表示し、さらに動画をフローティングウインドウで表示しているところ

  • 基調講演でも紹介されたゲーム。グラフィックスの細かさだけでなく、なめらかな表示に驚かされる

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鉱工業生産9月速報は前月比-1.1%、災害など響く

 10月31日、経済産業省が発表した9月鉱工業生産指数速報は前月比1.1%低下となった。2カ月ぶりの低下。写真は川崎市の京浜工業地帯で9月に撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日発表した9月鉱工業生産指数速報は前月比1.1%低下となった。2カ月ぶりの低下。ロイターの事前予測調査では前月比0.3%低下と予想されていたが、発表数値は予想を下回った。

生産予測指数は10月が前月比6.0%上昇、11月が同0.8%の低下となった。経済産業省は生産の基調判断を「緩やかに持ち直しているものの、一部に弱さがみられる」として据え置いた。 

9月は台風21号による関西空港の閉鎖や北海道胆振東部地震による工場操業停止などが響き、減産となったとみられる。このところの生産は5月から7月まで前月比低下が続いた後、8月は増産に転じたものの、再び足止めを余儀なくされた形だ。

7ー9月期の生産は前期比1.6%の低下で、2四半期ぶりの減産となった。この夏は豪雨や台風といった自然災害の影響でたびたび生産や出荷が滞る事態が起きた上、世界経済の減速により輸出がふるわなかったことがある。

先行きは、米中貿易戦争が本格化する下で世界経済の行方や日本への影響度合いなどに不透明感が増している。企業の生産計画も、一段と慎重なものになりかねない。

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川重、鉄道車両撤退も 社長直轄で再建判断

川崎重工業は30日、米国向け車両のコスト増などで大幅な損失を計上した鉄道事業について、2018年度中をメドに再建策の方向性を決めると発表した。他社との協業や撤退も選択肢に入れて検討する。成長の見込める海外の鉄道市場だが、再編で巨大化するライバルとの激しい受注合戦に加え、相次ぐトラブルで日立製作所など国内勢は苦戦している。

川重が30日発表した18年4~9月期の連結決算は最終損益が35億円の赤字(…

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