[東京 24日 ロイター] -
<08:53> ドル111円前半で小動き、中国発の世界株安リスクに注意
ドルは111.23円付近。日本で目立った材料が見当たらない中、中国関連の材料で動意が出る可能性が指摘されている。前日大幅に下落した中国株がきょうも大幅に続落すれば、「中国発の世界株安リスクが意識され、リスク回避の米金利低下と円高につながりかねない」(みずほ証券の山本雅文チーフ為替ストラテジスト)との声が出ている。
一方、中国要因が限定的で、ドルが111円前後で推移すれば「来週の米税制改革法案審議の再開に向けた期待感からドルが反発する可能性が高まる」(同)という。
<07:55> ドル110.80─111.80円の見通し、仲値付近までは底堅い
ドル/円は111.24円付近、ユーロ/ドルは1.1850ドル付近、ユーロ/円は131.81円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が110.80―111.80円、ユーロ/ドルが1.1800─1.1900ドル、ユーロ/円が131.30―132.30円とみられている。
東京時間のドルは111円前半を中心にもみ合いそうだ。日米の休暇明け、実質的な五・十日ということもあり、仲値付近にかけて輸入企業のドル買い/円売りが多めに入る可能性がある。111円半ばまでの上昇もあり得るという。
一方、株価が軟調に推移したり、米長期金利の低下が著しい場合は、心理的節目の111円ちょうどを割り込み、110円台に下落する可能性もある。
海外時間には独IFO業況指数、米製造業購買担当者景気指数(PMI)などの発表がある。米国では感謝祭翌日で債券、株式、商品市場は短縮取引となるため、突発的なニュースがなければ大きく動かないとみられている。
23日は日本勢が休暇で市場が薄い中、ドルは一時111.07円まで下落し約2カ月ぶりの安値をつけた。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で低インフレの懸念が指摘されたことなどがドルの重しとなった。
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