2017年11月25日土曜日

リニア品川駅、深夜の工事を初公開 2027年開業

 JR東海は24日深夜から25日未明にかけて、リニア中央新幹線の東京・品川駅での工事を報道機関に初めて公開した。

 同駅のリニア開業は2027年。昨年1月に着工し、現在は掘削の準備段階。東海道新幹線の地下40メートルを走らせる計画で、東海道新幹線のレール下の砂利を鉄の橋桁に替える作業を進めている。

 25日午前0時過ぎ。約100人の作業員らが「せーの」と声をかけながらレールや枕木を次々と外していった。砂利をすくい出してからクレーンで長さ12・4メートル、重さ約30トンの橋桁を設置し、レールを戻した。作業は終電から始発までの4時間半。1日1枚のペースで、この日は全123枚のうち6枚目の橋桁を設置した。

 中央新幹線建設部の大羽宏和次長は「時間も空間も制約されて難しい工事だが、着実に進めていく」。準備が終われば、新幹線の下を掘削してコンクリートを打ち込み、リニアの線路とホームづくりに取りかかる。(伊藤あずさ)

Let's block ads! (Why?)

Read Again http://www.asahi.com/articles/ASKCT1RB4KCTUTIL006.html

0 件のコメント:

コメントを投稿