米国市場で6年連続の月間販売台数増加を続けているSUBARU(スバル)が新型スポーツ用多目的車(SUV)「アセント」を投入する。同社は販売シェアで先行する韓国勢2社を逆転する勢いを見せている。
スバルは12月1日に始まるロサンゼルス自動車ショーでアセントを公開する。車名は英語で「上昇」を意味する。スバルは、このままいけば年内に韓国の起亜自動車を追い越す見通しで、現代自動車にも肉薄している。
アセントはスバルの成功を牽引(けんいん)してきた全輪駆動クロスオーバーの新たなモデルであると同時に、同社のラインアップの大きな空白を埋めることにもなる。約4年前に「トライベッカ」の生産が終了した後、スバルには3列シートのSUVがなかった。
ミシガン州サウスフィールドにある現代自・起亜・スバル販売店のオーナーであるジョージ・グラスマン氏は電話取材に応じ、「スバルが現代自を追い越すことは完全に可能だ」と語った。
グラスマン氏は、アセントがトヨタ自動車の「ハイランダー」など中型SUVに対する「真のライバル」になると予想。ハイランダーの2017年1~10月の米国販売は17万5000台余り。アセントの販売がこの数分の1にとどまっても、スバルが来年に現代自を追い抜く可能性は十分ある。
スバルの1~10月の米国販売台数は現代自を約3万2000台下回る。この差は1年前には15万台近かった。
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