トヨタ自動車は7日、2018年3月期連結業績予想で、本業のもうけを示す営業利益を前期比0・3%増の2兆円に上方修正すると発表した。2年連続の減益としていた従来見通しから一転して増益となる。為替相場が想定よりも円安水準で推移しており、輸出の採算が一段と改善する。不振が続く米国で販売底上げを目指す。
世界的な景気拡大を背景に上場企業の業績が上向いて株価全体が上昇し、経済の好循環が鮮明になってきた。ただ相場が円高へ振れれば、円安頼みの輸出企業の利益が吹き飛ぶ恐れがある。
永田理副社長は会見で、増益予想の理由を「想定為替レートの円安への見直しと営業努力」とした。
【共同通信】
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