6日に公表した見通しから倍増
11月16日、SUBARU(スバル)は、無資格者が新車出荷前の完成検査を行っていた問題に伴うリコール(回収・無償修理)関連費用が約200億円になる見通しと明らかにした。写真は都内で10月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 16日 ロイター] - SUBARU(スバル)<7270.T>は16日、無資格者が新車出荷前の完成検査を行っていた問題に伴うリコール(回収・無償修理)関連費用が約200億円になる見通しと明らかにした。6日の中間決算時に公表した約100億円から倍増する。ただ、経理処理の時期などが確定しておらず、2018年3月期の連結業績予想は100億円を織り込んだままにし、現時点では修正しない。
同社は16日、無資格者による完成検査問題の対象車両約39万5000台のリコールを国土交通省に届け出た。関連費用の約200億円には、リコールに伴う告知費用や作業費用、リコールの促進費用を含む。同社は促進策の一環として、通常の車検が近い顧客には1度で指定整備工場への持ち込みが済むよう重複作業分約5万円の補助を支払うことを決めた。
(白木真紀)
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