米テスラの電動トラック、すでに受注開始－小売り・輸送会社が予約

米電気自動車（ＥＶ）大手テスラが披露した電動トラック「セミ」を購入しようと、すでに予約が始まっている。米自動車大手３社の拠点が集中するミシガン州など、中西部でスーパーマーケットを展開するマイヤーもこのトラックを発注した。

　　テスラは16日にロサンゼルス近郊のデザインスタジオでセミを披露。その後マイヤーのフリート車担当マネジャー、ダン・シェラー氏は、セミ４台を１台につき5000ドル（約56万円）の頭金を支払って予約したと述べた。同氏によればマイヤーは現在、計220台のトラックを活用して中西部６州で営業している。

　　「電力駆動というのは実証済みの技術だ」とし、「電気はディーゼルよりも安価で、また化石燃料の現物価格の影響を受けにくい」とシェラー氏はインタビューで語った。

　　アーカンソー州を拠点とする輸送会社、ＪＰハント・トランスポート・サービシズも17日にセミを複数台予約したことを明らかにした。

原題：Tesla Takes Orders From Retailer, Freight Shipper for Semi (1)（抜粋）

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