2017年11月20日月曜日

外為8時30分 円、続伸 一時111円台に上昇 ドイツ連立交渉が決裂と伝わる

 20日早朝の東京外国為替市場で円相場は続伸して始まった。8時30分時点では1ドル=112円00~03銭と、前週末17時時点に比べ57銭の円高・ドル安水準で推移している。米税制改革やトランプ政権を巡るロシア疑惑の先行き不透明感から米金利が低下。日米の金利差が縮小するとの見立てからドル売り、円買いが進んでいる。

 日本時間朝にはドイツの次期政権樹立に向けた連立交渉が決裂したとの米ダウ・ジョーンズ報道が伝わった。報道をきっかけにユーロ安・円高が進行、円高・ドル安に波及した。一時は111円89銭と10月16日以来1カ月ぶりの円高水準を付けた

 円はユーロに対して大幅続伸して始まった。8時30分時点では1ユーロ=131円32銭~36銭と同1円37銭の円高・ユーロ安水準で推移している。9月15日以来2カ月ぶりの円高・ユーロ安水準。ドイツの連立交渉の決裂に伴い、メルケル政権が少数与党内閣となる可能性が取り沙汰され、ユーロ売り・円買いが進んでいる。

 ユーロの対ドル相場は反落して始まった。8時30分時点では1ユーロ=1.1724~27ドルと、同0.0063ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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