[東京 26日 ロイター] - <15:41> 新興株市場はまちまち、決算シーズン到来で個別銘柄に関心 新興株市場は、日経ジャスダック平均が小幅に4日続伸、東証マザーズ指数が3日ぶ り反落となった。「決算シーズンが本格化しており、中小型株にも目が向きやすい」(国 内証券)との声が出ていた。 個別銘柄では、新規上場銘柄のGA technologies がストップ 高となったほか、メディアシーク 、富士ソフトサービスビューロ など が買われた。 半面、AppBank 、データセクション 、バンク・オブ・イノ ベーション 、nmsホールディングス などが売られた。ビジョナリー ホールディングス はストップ安比例配分となった。 きょう東証マザーズに上場したエクスモーション の初値は5000円で公開 価格を49.7%上回った。終値は4865円。一方、アクリート の初値は15 42円となり、公開価格の2.0倍。終値は1308円だった。 <14:43> 日経平均は後場小動き、TOPIXの中小型株に物色 日経平均は後場小動き、2万2500円台後半で推移している。日銀がETF(上場 投信)の買い入れ方法を見直し、日経平均連動型ETFの購入配分を減らすとの思惑があ り、「TOPIXを構成する中小型株を物色する動きが出やすい」(ネット系証券)とい う。小型株指数のTOPIX Small は1%を超す上昇となり、TOPIX をアウトパフォームしている。 <13:38> 日経平均は安値もみあい、内需系は買われる 日経平均は安値圏でもみあい。2万2500円台後半で推移している。指数への寄与 度の高い銘柄や中国関連株は売られている一方、為替がやや円高方向に振れており、建設 株や陸運株など内需系が買われ、全体では均衡を保っている。個別の決算を見極めたいと の向きも多く「全体的には動きにくい」(国内証券)との声が出ていた。 <11:37> 前場の日経平均は3日ぶり小反落、値がさ株軟調 値上がり銘柄は8 割超 前場の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比22円02銭安の2万2592円2 3銭となり、3日ぶりに小反落した。日経平均に対する寄与度の高い銘柄が軒並み安とな ったほか、エーザイ が一時20%安となり指数を押し下げた。一方、TOPIX は3日続伸。東証1部の値上がり銘柄数は8割を超えた。 東証33業種中、値下がりしたのは医薬品と証券の2業種のみ。鉱業、その他製品、 石油・石炭、陸運が上昇率上位に入った。東証1部の売買代金は1兆1733億円。日経 平均をTOPIXで割ったNT倍率 は一時12.80倍を下回った。 日銀がETF(上場投信)の買い入れ方法を見直し、日経平均連動型ETFの購入配 分を減らすとの思惑から、値がさ株に売りが出た。ファーストリテイリング やフ ァナック 、ソフトバンクグループ に、アルツハイマー薬の治験結果を発 表したエーザイを加えた4銘柄の下落が、日経平均に対しては合計で138円の押し下げ 要因となった。 一方、トランプ米大統領が欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長との会談で、貿易 戦争の回避に向けて譲歩を引き出したことが支援材料となり、前日の米国株は上昇。通商 問題への懸念が和らいだことがTOPIXの追い風になったが、日本電産 や日立 建機 など、前日に決算を発表した銘柄には弱含むものもあった。 三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏は「景気配慮型 の政策に中国が軸足を置いたことで、上海株は落ち着きつつあるが、米中の貿易問題につ いては、投資家も慎重姿勢を続けざるを得ないような雰囲気がある」と話す。 東証1部の騰落数は、値上がり1715銘柄に対し、値下がりが306銘柄、変わら ずが80銘柄だった。 <10:21> 日経平均は一進一退、エーザイ株安も響く TOPIX上げ幅拡大 日経平均は2万2600円台前半で推移。前日終値を挟み一進一退の動きとなってい る。TOPIXは上げ幅を拡大した。日経平均の寄与度の高い値がさ株の下落に加え、ア ルツハイマー薬の治験結果を発表したエーザイ が一時20%を超す下げとなり、 日経平均を押し下げている。市場では「日銀によるETF(上場投信)の購入配分の変更 の可能性については、市場の織り込みがかなり進んだ印象がある」(銀行系投信)との声 も聞かれた。 <09:12> 寄り付きの日経平均は上昇後下げ転換、値がさ株に売り TOPI X堅調 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比97円34銭高の2万271 1円59銭となり、続伸で始まった。だが、高寄り後は売りに押され下げに転じた。ファ ーストリテイリング やファナック 、ソフトバンクグループ など 値がさ株が売られ、日経平均を押し下げている。TOPIXは続伸。取引時間中としては 6月19日以来となる1カ月ぶりの高値圏で推移している。 日経平均をTOPIXで割ったNT倍率 は一時12.80倍まで低下。セク ター別では海運、医薬品、証券を除く30業種が値上がりしている。トヨタ は1 %を超す上昇。石油関連や景気敏感セクターが堅調となっている。 <08:34> 寄り前の板状況、ファナックとファーストリテが売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、前日に決算発表を行ったファナック<6954. T>が売り優勢。日本電産 、信越化学工業 はやや買い優勢となっている。 アルツハイマー薬の臨床試験結果を発表したエーザイ は売り優勢。 主力株ではトヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー<675 8.T>が買い優勢。パナソニック はやや売り優勢。値がさ株のファーストリテイリ ング は売り優勢となっている。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ が売り優勢。みずほフィナンシャルグループ は売り買い 拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (
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