2018年7月26日木曜日

〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陰線」、カブセ線を形成 弱気反映

    [東京 26日 ロイター] - 
    <16:48> 日経平均・日足は「小陰線」、カブセ線を形成 弱気反映
    
    日経平均・日足は「小陰線」。前日の陽線に対してカブセ線を形成し、先行きに弱気な投資家心理を表
している。一目均衡表の雲上限(2万2540円19銭=26日)を下抜ければ、三角持合いのゾーンの中
でもみあいの様相が強まる。
    
    25日移動平均線(2万2296円62銭=同)、75日移動平均線(2万2387円37銭=同)、
200日移動平均線(2万2294円17銭=同)は引き続き2万2300円前後に収束。右肩上がりの2
00日線は今後の上方向への発散を示唆している。
    
  
    <15:41> 新興株市場はまちまち、決算シーズン到来で個別銘柄に関心
    
    新興株市場は、日経ジャスダック平均が小幅に4日続伸、東証マザーズ指数が3日ぶり反落となった。
「決算シーズンが本格化しており、中小型株にも目が向きやすい」(国内証券)との声が出ていた。
   
    個別銘柄では、新規上場銘柄のGA technologies        がストップ高となったほか、
メディアシーク         、富士ソフトサービスビューロ        などが買われた。
    半面、AppBank         、データセクション         、バンク・オブ・イノベーション <4393
.T>、nmsホールディングス         などが売られた。ビジョナリーホールディングス        はストッ
プ安比例配分となった。
    
    きょう東証マザーズに上場したエクスモーション        の初値は5000円で公開価格を49.7%
上回った。終値は4865円。一方、アクリート        の初値は1542円となり、公開価格の2.0倍
。終値は1308円だった。


    <14:43> 日経平均は後場小動き、TOPIXの中小型株に物色
    
    日経平均は後場小動き、2万2500円台後半で推移している。日銀がETF(上場投信)の買い入れ
方法を見直し、日経平均連動型ETFの購入配分を減らすとの思惑があり、「TOPIXを構成する中小型
株を物色する動きが出やすい」(ネット系証券)という。小型株指数のTOPIX Small        は
1%を超す上昇となり、TOPIXをアウトパフォームしている。    
    
    
    <13:38> 日経平均は安値もみあい、内需系は買われる
    
    日経平均は安値圏でもみあい。2万2500円台後半で推移している。指数への寄与度の高い銘柄や中
国関連株は売られている一方、為替がやや円高方向に振れており、建設株や陸運株など内需系が買われ、全
体では均衡を保っている。個別の決算を見極めたいとの向きも多く「全体的には動きにくい」(国内証券)
との声が出ていた。
    
    
    
    
    <11:37> 前場の日経平均は3日ぶり小反落、値がさ株軟調 値上がり銘柄は8割超
    
    前場の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比22円02銭安の2万2592円23銭となり、3日
ぶりに小反落した。日経平均に対する寄与度の高い銘柄が軒並み安となったほか、エーザイ        が一時
20%安となり指数を押し下げた。一方、TOPIXは3日続伸。東証1部の値上がり銘柄数は8割を超え
た。
    
    東証33業種中、値下がりしたのは医薬品と証券の2業種のみ。鉱業、その他製品、石油・石炭、陸運
が上昇率上位に入った。東証1部の売買代金は1兆1733億円。日経平均をTOPIXで割ったNT倍率
        は一時12.80倍を下回った。
    
    日銀がETF(上場投信)の買い入れ方法を見直し、日経平均連動型ETFの購入配分を減らすとの思
惑から、値がさ株に売りが出た。ファーストリテイリング        やファナック        、ソフトバンクグ
ループ        に、アルツハイマー薬の治験結果を発表したエーザイを加えた4銘柄の下落が、日経平均に
対しては合計で138円の押し下げ要因となった。
    
    一方、トランプ米大統領が欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長との会談で、貿易戦争の回避に向け
て譲歩を引き出したことが支援材料となり、前日の米国株は上昇。通商問題への懸念が和らいだことがTO
PIXの追い風になったが、日本電産        や日立建機        など、前日に決算を発表した銘柄には弱
含むものもあった。
    
    三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏は「景気配慮型の政策に中国が軸
足を置いたことで、上海株は落ち着きつつあるが、米中の貿易問題については、投資家も慎重姿勢を続けざ
るを得ないような雰囲気がある」と話す。
    
    東証1部の騰落数は、値上がり1715銘柄に対し、値下がりが306銘柄、変わらずが80銘柄だっ
た。
    
    
    <10:21> 日経平均は一進一退、エーザイ株安も響く TOPIX上げ幅拡大
    
    日経平均は2万2600円台前半で推移。前日終値を挟み一進一退の動きとなっている。TOPIXは
上げ幅を拡大した。日経平均の寄与度の高い値がさ株の下落に加え、アルツハイマー薬の治験結果を発表し
たエーザイ        が一時20%を超す下げとなり、日経平均を押し下げている。市場では「日銀によるE
TF(上場投信)の購入配分の変更の可能性については、市場の織り込みがかなり進んだ印象がある」(銀
行系投信)との声も聞かれた。
    
    
    <09:12> 寄り付きの日経平均は上昇後下げ転換、値がさ株に売り TOPIX堅調
    
    寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比97円34銭高の2万2711円59銭となり
、続伸で始まった。だが、高寄り後は売りに押され下げに転じた。ファーストリテイリング        やファ
ナック        、ソフトバンクグループ        など値がさ株が売られ、日経平均を押し下げている。TO
PIXは続伸。取引時間中としては6月19日以来となる1カ月ぶりの高値圏で推移している。
    
    日経平均をTOPIXで割ったNT倍率        は一時12.80倍まで低下。セクター別では海運、
医薬品、証券を除く30業種が値上がりしている。トヨタ        は1%を超す上昇。石油関連や景気敏感
セクターが堅調となっている。    
    
    
    <08:34> 寄り前の板状況、ファナックとファーストリテが売り優勢
    
    市場関係者によると、寄り前の板状況は、前日に決算発表を行ったファナック        が売り優勢。日
本電産        、信越化学工業        はやや買い優勢となっている。アルツハイマー薬の臨床試験結果を
発表したエーザイ        は売り優勢。
    
    主力株ではトヨタ自動車        、ホンダ        、キヤノン        、ソニー        が買い優勢。
パナソニック        はやや売り優勢。値がさ株のファーストリテイリング        は売り優勢となってい
る。
    
    メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ        、三井住友フィナンシャルグループ<8
316.T>が売り優勢。みずほフィナンシャルグループ        は売り買い拮抗となっている。
    
    
    東証第1部出来高上位50銘柄       
    東証第1部値上がり率上位50銘柄       
    東証第1部値下がり率上位50銘柄       
    日経225先物        
    SGX日経225先物        
    TOPIX先物        
    日経225オプション            
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