SUBARU(スバル)がスポーツタイプ多目的車(SUV)「SUBARU XV」の米国での生産を検討していることが27日、分かった。2020年以降になるとみられる。人気車種を現地で生産し、主力の米国市場での競争力を強化する狙いだ。
米国では既に小型車「インプレッサ」なども造っており、種類を拡充する。米国販売の約半分を日本からの輸出製品が占めており、実現すれば、トランプ米政権の保護貿易政策による経営への悪影響を軽減することにもつながりそうだ。
XVは群馬製作所(群馬県太田市)で生産し、米国では「クロストレック」の名称で販売している。17年には、運転支援システム「アイサイト」を装備するなど安全性を高めた全面改良モデルを発売した。18年中にはXVをベースにしたプラグインハイブリッド車(PHV)も米国で売り出す計画だ。
スバルは25年度の世界販売台数を、18年度計画比で18%増となる130万台に拡大する目標を掲げている。そのうち北米では92万台を見込んでいる。米国市場での成長は必須で、課題となっている南部の販売網の強化などに取り組む。
Read Again https://www.sankei.com/economy/news/180727/ecn1807270033-n1.html
0 件のコメント:
コメントを投稿