[北京 26日 ロイター] - 中国国務院(内閣)は26日、機械や電気製品、繊維製品などの輸入関税率を11月1日付で引き下げると発表した。
1500超の品目が対象で、国営ラジオによると、国務院は会議で、消費者や企業のコストが今年約600億元減少するとの見通しを示した。
国務院は今回の引き下げで、全体的な関税率は2017年の9.8%から18年は7.5%に低下するとしている。
中国政府は、米国など主要貿易相手国との貿易問題が深刻化する中、輸入拡大策を講じる方針を今年表明している。
国務院によると、主要輸入品目である機械や電気製品の平均輸入関税率は12.2%から8.8%に下がる。
公式データによると、1─8月の機械および電気製品の輸入は6320億ドル相当で前年同期から19.6%増加した。
繊維製品や建設資材の輸入関税率は11.5%から8.4%に、紙製品は6.6%から5.4%に下げられる。
中国政府は7月に、消費財市場のさらなる開放に向け、衣料や化粧品、家電などの輸入関税率を引き下げている。
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