トヨタ自動車が国内に約5千ある全店舗で、乗用車の全車種を取り扱う方向で検討していることが27日、分かった。2020年代半ばをめどに実施する。これまでは「トヨタ店」「カローラ店」など四つの販売系列で異なる車種を売ってきた。車種は現在の約60から大幅に減らす見通し。
日産自動車やホンダもかつては販売系列ごとに取り扱う車種が異なっていたが、効率化のため一本化している。国内市場の縮小やカーシェアリングの普及といった環境の変化を踏まえ、トヨタも半世紀以上続けてきた販売体制を見直す。
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