イタリア連立政権、19年財政赤字のＧＤＰ比率2.4％で合意＝関係筋

［ローマ　２７日　ロイター］ - イタリア連立政権は来年度の予算案を巡り、財政赤字の対国内総生産（ＧＤＰ）比率を２．４％とすることで合意した。首相府関係筋が２７日、明らかにした。

同比率を巡っては、連立政権を構成する「五つ星運動」と「同盟」が２．４％近辺とすることを主張していたのに対し、トリア経済・財務相は２％以下とすることを求め、折衝が続いていた。

関係筋は、トリア経済・財務相と党首間の協議を経て「２．４％で合意が得られた」と述べた。

これを受け、向こう３年間の政府の経済・財政目標を正式決定するための全体閣議がＧＭＴ１９００（日本時間２８日午前４時）ごろに始まった。

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