三菱電機は27日、LED電球で「青空」や「夕焼け空」を表現する新開発の照明技術を発表した。
「光散乱パネル」の両脇にLEDを置き、自然光に近い奥行きのある明るさを作る。窓のないオフィス、地下街や病室などに、開放感や時間の移ろいを演出できる技術として注目を集めそうだ。
パネルは液晶テレビなどに使われるバックライトの技術を応用。“空”の色調は白と橙のLEDを組み合わせて表現する。同種の照明機器はイタリアのメーカーが販売しているが、パネルにLEDの光をむらなく当てるため、フレームの厚さが30~70センチある。これに対し、今回の開発では、LEDをパネルの脇に置くことで厚さを10センチ以下に抑えた。
開発担当者は「薄型なので、既存の照明機器と容易に置き換えられるのがメリット。今後は夜空の表現も考えたい」と話す。
10月16~19日に幕張メッセで開催するデジタル家電・IT展示会「CEATEC(シーテック)ジャパン2018」に出展し、早期の商品化を目指すという。
Read Again http://www.sankeibiz.jp/business/news/180928/bsc1809280500001-n1.htm
0 件のコメント:
コメントを投稿