北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」は30日、自社開発した小型ロケットの打ち上げに向けた最終的な準備を同町の実験場で進めた。正午過ぎの予定だったがロケットが落下する海域の安全を確保するため午後3時45分以降に延期になった。
高度100キロの宇宙空間に届けば、日本の民間企業が単独で開発したロケットでは初めて。宇宙ビジネスの幕開けにつなげられるか成否が注目される。
打ち上げるのは観測ロケットMOMO(モモ)で、全長約10メートル、直径50センチ、重さ約1トンで液体燃料の1段式。29日の打ち上げ予定は天候不良で延期。30日は早朝の打ち上げを目指したが、燃料系配管の弁に不具合が起きたため点検を続けた。
ロケットは発射約4分後に高度100キロ以上に達し、約50キロ沖の太平洋上に着水する計画。人工衛星は載せておらず、先端部にある観測機器で、高度や位置などを確認する。
Read Again http://www.sankeibiz.jp/business/news/170730/bsj1707301231001-n1.htm
0 件のコメント:
コメントを投稿