英高級車メーカー、ロールス・ロイス・モーター・カーズは27日、旗艦車種「ファントム」を14年ぶりに全面改良し、発売すると発表した。8代目となるファントムは車台やデザインを一新して車内の静寂性などを高め、運転の支援機能も充実させた。
欧州では価格は約35万ユーロ(約4550万円)から。日本では今年末の発売予定で価格は未定。排気量6・75リットルのV型12気筒エンジンを搭載し、車線変更時の運転支援機能などをとり入れた。ダッシュボードをガラス張りにして美術品などが置けるスペースも設けた。
発表にあわせて朝日新聞のインタビューに応じたトルステン・ミューラー・エトヴェシュ最高経営責任者は「今後10年のうちにロールスロイスの電気自動車を登場させ、順次増やす」と述べ、同じグループの独BMWと連携して開発を急ぐ考えを示した。
ファントムはエリザベス女王が公用車で使い、ビートルズの元メンバーの故ジョン・レノンさんも所有していたことで知られる。(ロンドン=寺西和男)
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