[東京 2日 ロイター] - <15:45> 日経平均・日足は「中陰線」、約3カ月ぶりに終値が200日線割れ 日経平均・日足は「中陰線」。200日移動平均線(2万2104円56銭=2日終 値)を割り込んだ。終値の200日線割れは4月4日以来、約3カ月ぶり。日足は一目均 衡表の雲下限(2万1698円94銭=同)に接近している。ボリンジャーバンドは拡散 の兆しをみせており、マイナス2シグマ(2万1918円63銭=同)にからむバンドウ ォークの局面に差し掛かるか注視される。大幅安となったが、騰落レシオ(東証1部、2 5日平均)は81%台。売られ過ぎのゾーンには至らず、調整未了感も漂う。節目の2万 1500円か、4月4─5日に空けた小マド(2万1415円85銭─2万1462円1 0銭)付近が、当面の下値のめどとして位置付けられるとみられている。 <15:31> 新興株市場は軟調、指数は安値引け 中小型ファンドの売り観測も 新興株式市場で日経ジャスダック平均と東証マザーズ指数は反落し、ともに安値引け となった。東証マザーズ指数の下落率は3%を超えた。そーせいグループ やセリ ア 、日本マクドナルドホールディングス など主力銘柄の一角が大幅安と なった。「個人投資家は押し目買いのスタンスだが、中小型ファンドを運用する機関投資 家からの売り圧力が強まった」(ネット系証券)との声が出ていた。 個別銘柄ではZUU 、アイ・ピー・エス が大幅高。SAMURAI &J PARTNERS が堅調。サンバイオ 、ハーモニック・ドライブ ・システムズ が売られ、ソーバル が安い。 <14:15> 日経平均400円超安、5月安値割り込む CTA「株安ポジション」 形成も 日経平均は2万1900円台前半まで下げ幅を拡大。400円超安となっている。5 月30日に付けた取引時間中の安値(2万1931円)を割り込んだ。「世界的な景気減 速を投資家は気にし始めている。CTA(商品投資顧問業者)の先週のパフォーマンスは 良好だった。投資家のマインドに乗じて、トレンド・フォロー型のCTAが、商品・株安 を見込んだポジションを形成している可能性がある」(大手証券)との声が出ていた。 <13:48> 日経平均が2万2000円割れ、下げ幅300円超え1カ月ぶり安値水準 日経平均の下げ幅は300円を超え、取引時間中としては5月30日以来、1カ月ぶ りに2万2000円を下回った。アジア株が軟調な中、先物主導で売られた。「米中の貿 易摩擦が懸念される中、株安に備えたヘッジ目的の売りが出ている」(銀行系証券)との 声が出ていた。 <13:10> 日経平均は250円超安、内需関連株が弱い 日経平均は下げ幅拡大。下げ幅を250円超に拡大し、2万2000円付近で推移し ている。特段のネガティブ材料は見当たらないが、資生堂 、ニトリホールディン グス など小売株が弱い。市場では「比較的堅調だった内需関連株に先行きの不安 感が出てきている」(国内証券)との声が出ている。 <11:54> 前場の日経平均は小反落、日銀短観で景況感悪化に懸念も 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比33円75銭安の2万2270 円76銭となり、反落した。為替が1ドル111円台と1カ月超ぶりの円安水準となり輸 出関連銘柄が買われたものの、米中の貿易戦争への懸念がくすぶり、戻りは鈍かった。 6月の日銀短観では、大企業・製造業の業況判断DIは前回比3ポイント低下し、 5年半ぶりに2四半期連続で景況感が悪化した。大企業・製造業の想定為替レートは1ド ル107.26円と、3月公表の109.66円に比べて円高方向だったため、このまま 現況の為替レート(111円付近)で推移すれば、業績上振れ期待も出るとの声もあった 。ただ、「貿易摩擦問題もあり、景況感悪化への警戒感は強い」(国内証券)という。 市場では「米国の対中制裁関税が発動されるのか、その前に突発的に状況が動くこと があるのかどうか不透明感があり、株を買い上げていく力はどうしても弱くなる」(SM BC信託銀行の投資調査部長、山口真弘氏)との声が出ていた。 TOPIXは0.29%安だった。東証1部の午前中の売買代金は8875億円。セ クター別では小売業が下落率トップ。ゴム製品、食料品、陸運業なども下落率上位に入っ た。一方、上昇率トップは精密機器で、機械、電気機器なども上げた。 東証1部の騰落数は、値上がり701銘柄に対し、値下がりが1316銘柄、変わら ずが77銘柄だった。 <10:50> 日経平均は戻り鈍い、貿易摩擦懸念が重し 日経平均は小幅安。下げ幅を縮小し、一時プラス転換する場面があったものの、その 後は2万2200円後半での推移となっており、戻りが鈍い。 朝方発表された日銀短観の大企業・製造業の想定為替レートは1ドル107.26円 と、3月公表の109.66円に比べて円高方向だった。現行レートは111円近辺で推 移しており、企業業績の上振れ期待も出ている。ただ、今週6日に米中で制裁関税が発動 される可能性があり、引き続き貿易摩擦への懸念が重しとなっている。 <09:15> 寄り付きの日経平均は反落、米通商政策への警戒続く 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比70円71銭安の2万2233円 80銭となり、反落して始まった。ドル/円は110円後半と円安基調で推移しているも のの、米国の保護主義的な通商政策への警戒感が根強く、手じまい売りが優勢となってい る。日銀が寄り付き前に発表した6月日銀短観では、大企業製造業・業況判断DIが+2 1となり2四半期連続で悪化したが、先行きは予想ほど悪化しておらず、市場のネガティ ブ材料にはなっていない。業種別では機械、精密がしっかり。ゴム製品はさえない。 <08:32> 寄り前の板状況、ファーストリテは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、主力輸出株でトヨタ自動車 、キヤ ノン が売り買い拮抗。ホンダ 、ソニー 、パナソニック はやや買い優勢となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売 り優勢、ファナック は買い優勢となっている。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ はいずれもほぼ売り買 い拮抗している。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (Read Again https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N1TY2YL
2018年7月2日月曜日
〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「中陰線」、約3カ月ぶりに終値が200日線割れ
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