2018年7月2日月曜日

〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「中陰線」、約3カ月ぶりに終値が200日線割れ

    [東京 2日 ロイター] - 
    <15:45> 日経平均・日足は「中陰線」、約3カ月ぶりに終値が200日線割れ
    
    日経平均・日足は「中陰線」。200日移動平均線(2万2104円56銭=2日終
値)を割り込んだ。終値の200日線割れは4月4日以来、約3カ月ぶり。日足は一目均
衡表の雲下限(2万1698円94銭=同)に接近している。ボリンジャーバンドは拡散
の兆しをみせており、マイナス2シグマ(2万1918円63銭=同)にからむバンドウ
ォークの局面に差し掛かるか注視される。大幅安となったが、騰落レシオ(東証1部、2
5日平均)は81%台。売られ過ぎのゾーンには至らず、調整未了感も漂う。節目の2万
1500円か、4月4─5日に空けた小マド(2万1415円85銭─2万1462円1
0銭)付近が、当面の下値のめどとして位置付けられるとみられている。
    
    
    <15:31> 新興株市場は軟調、指数は安値引け 中小型ファンドの売り観測も
    
    新興株式市場で日経ジャスダック平均と東証マザーズ指数は反落し、ともに安値引け
となった。東証マザーズ指数の下落率は3%を超えた。そーせいグループ        やセリ
ア        、日本マクドナルドホールディングス        など主力銘柄の一角が大幅安と
なった。「個人投資家は押し目買いのスタンスだが、中小型ファンドを運用する機関投資
家からの売り圧力が強まった」(ネット系証券)との声が出ていた。
    
    個別銘柄ではZUU        、アイ・ピー・エス        が大幅高。SAMURAI
&J PARTNERS        が堅調。サンバイオ        、ハーモニック・ドライブ
・システムズ        が売られ、ソーバル        が安い。
    
    
    <14:15> 日経平均400円超安、5月安値割り込む CTA「株安ポジション」
形成も
    
    日経平均は2万1900円台前半まで下げ幅を拡大。400円超安となっている。5
月30日に付けた取引時間中の安値(2万1931円)を割り込んだ。「世界的な景気減
速を投資家は気にし始めている。CTA(商品投資顧問業者)の先週のパフォーマンスは
良好だった。投資家のマインドに乗じて、トレンド・フォロー型のCTAが、商品・株安
を見込んだポジションを形成している可能性がある」(大手証券)との声が出ていた。
    
    
    <13:48> 日経平均が2万2000円割れ、下げ幅300円超え1カ月ぶり安値水準
    
    日経平均の下げ幅は300円を超え、取引時間中としては5月30日以来、1カ月ぶ
りに2万2000円を下回った。アジア株が軟調な中、先物主導で売られた。「米中の貿
易摩擦が懸念される中、株安に備えたヘッジ目的の売りが出ている」(銀行系証券)との
声が出ていた。
    
    
    <13:10> 日経平均は250円超安、内需関連株が弱い
    
    日経平均は下げ幅拡大。下げ幅を250円超に拡大し、2万2000円付近で推移し
ている。特段のネガティブ材料は見当たらないが、資生堂        、ニトリホールディン
グス        など小売株が弱い。市場では「比較的堅調だった内需関連株に先行きの不安
感が出てきている」(国内証券)との声が出ている。
    
     
    
    <11:54> 前場の日経平均は小反落、日銀短観で景況感悪化に懸念も
    
     前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比33円75銭安の2万2270
円76銭となり、反落した。為替が1ドル111円台と1カ月超ぶりの円安水準となり輸
出関連銘柄が買われたものの、米中の貿易戦争への懸念がくすぶり、戻りは鈍かった。
    
     6月の日銀短観では、大企業・製造業の業況判断DIは前回比3ポイント低下し、
5年半ぶりに2四半期連続で景況感が悪化した。大企業・製造業の想定為替レートは1ド
ル107.26円と、3月公表の109.66円に比べて円高方向だったため、このまま
現況の為替レート(111円付近)で推移すれば、業績上振れ期待も出るとの声もあった
。ただ、「貿易摩擦問題もあり、景況感悪化への警戒感は強い」(国内証券)という。
    
    市場では「米国の対中制裁関税が発動されるのか、その前に突発的に状況が動くこと
があるのかどうか不透明感があり、株を買い上げていく力はどうしても弱くなる」(SM
BC信託銀行の投資調査部長、山口真弘氏)との声が出ていた。
    
    TOPIXは0.29%安だった。東証1部の午前中の売買代金は8875億円。セ
クター別では小売業が下落率トップ。ゴム製品、食料品、陸運業なども下落率上位に入っ
た。一方、上昇率トップは精密機器で、機械、電気機器なども上げた。
    
    東証1部の騰落数は、値上がり701銘柄に対し、値下がりが1316銘柄、変わら
ずが77銘柄だった。
        
    
    <10:50> 日経平均は戻り鈍い、貿易摩擦懸念が重し
    
    日経平均は小幅安。下げ幅を縮小し、一時プラス転換する場面があったものの、その
後は2万2200円後半での推移となっており、戻りが鈍い。
    朝方発表された日銀短観の大企業・製造業の想定為替レートは1ドル107.26円
と、3月公表の109.66円に比べて円高方向だった。現行レートは111円近辺で推
移しており、企業業績の上振れ期待も出ている。ただ、今週6日に米中で制裁関税が発動
される可能性があり、引き続き貿易摩擦への懸念が重しとなっている。
    
    
     <09:15> 寄り付きの日経平均は反落、米通商政策への警戒続く
    
    寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比70円71銭安の2万2233円
80銭となり、反落して始まった。ドル/円は110円後半と円安基調で推移しているも
のの、米国の保護主義的な通商政策への警戒感が根強く、手じまい売りが優勢となってい
る。日銀が寄り付き前に発表した6月日銀短観では、大企業製造業・業況判断DIが+2
1となり2四半期連続で悪化したが、先行きは予想ほど悪化しておらず、市場のネガティ
ブ材料にはなっていない。業種別では機械、精密がしっかり。ゴム製品はさえない。
   
    
    <08:32> 寄り前の板状況、ファーストリテは売り優勢
    
    市場関係者によると、寄り前の板状況は、主力輸出株でトヨタ自動車        、キヤ
ノン        が売り買い拮抗。ホンダ        、ソニー        、パナソニック        
はやや買い優勢となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリング        は売
り優勢、ファナック        は買い優勢となっている。
    メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ        、三井住友フィナン
シャルグループ        、みずほフィナンシャルグループ        はいずれもほぼ売り買
い拮抗している。
    
    東証第1部出来高上位50銘柄       
    東証第1部値上がり率上位50銘柄       
    東証第1部値下がり率上位50銘柄       
    日経225先物        
    SGX日経225先物        
    TOPIX先物        
    日経225オプション            
    株式関連指標の索引ページ        
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