Nonetheless, his actions against me do not justify my actions against him, and for that I apologize to Mr. Unsworth and to the companies I represent as leader. The fault is mine and mine alone.
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年7月18日
マスク氏が英国人ダイバーのバーノン・アンワースに投げかけた「pedo guy」(小児性愛者)という言葉は、あらゆる文化圏において絶対に人に対して投げかけてはいけない言葉です(該当ツイートはすでに削除)。
とはいえ、そうした過激な発言にいたる前には、アンワース氏のマスク氏に対する挑発的なコメントがありました。
アンワース氏はインタビューにて「彼は洞窟がどういうものかを分かってない」として、マスク氏が持ち込んだ小型潜水艦が活躍できる余地が無いと一蹴。あげく「自分の潜水艦を痛いところに突き刺しておけ」と侮辱し挑発するような発言をしていました。
それに反応したマスク氏は「今に見ていろ」と潜水艦の活躍を予告。そこで止めておけばよかったものを、勢い余って問題とされた発言にまで至ってしまった...という「売り言葉に買い言葉」の文脈があります。この発言によりテスラ株は一時急落することになりました(記事執筆時点では反発してプラスになっています)。
たしかにマスク氏の暴言は弁護のしようがありませんが、少年達の命が危機にさらされていると知ってすぐに行動を始め、小型潜水艦のアイディアをまとめた翌日に完成。その性能確認試験を終えた上でタイまで運搬した末に、洞窟内を2kmまで入ったポイントまで視察した行いは、「売名行為」の域を大きく超えたもの。その決断力と行動力、何より善意は本物だったと言えるでしょう。
ただ、経緯がどうであれ絶対に使ってはいけない言葉を使ってしまったマスク氏のツイートは軽率だったというほかありません。すでに謝罪もしているためこれ以上騒ぎが大きくなることはなさそうですが、今後の推移を見守っていきたいところです。
Read Again https://japanese.engadget.com/2018/07/18/apologize/
0 件のコメント:
コメントを投稿