
日産自動車は9日、出荷前の車の排ガスや燃費測定試験で測定結果を改竄(かいざん)する不正行為が見つかったと発表した。走行時間や温度などで試験の条件を満たさず、無効な測定結果を有効とした不正も発覚した。不正が発覚した車は計1171台。国土交通省は日産に対し同日、調査を徹底し、1カ月をめどに再発防止策を報告するよう指示した。法令順守意識を浸透できない管理体制の甘さが厳しく問われそうだ。
不正は、完成車を組み立てる全6工場のうち、九州工場(福岡県苅田町)を除く5工場で生産した19車種で確認された。
日産が6月以降に2187台分の調査を行ったところ、690台の測定値が国が定める試験環境から逸脱。913台が都合のいい数値に書き換えられ、重複分を差し引くと不正は1千台を超えた。不正には5工場で10人の検査員が関与した。
日産でものづくりを統括する山内康裕チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)は横浜市内で会見し「お客さまをはじめ関係者に深くおわび申し上げます」と陳謝。「問題が根深く、法令順守徹底に向けた活動が道半ばだった」と反省の弁を述べた。
日産では昨年9月、国の規定に反し検査工程に無資格者を従事させていたことが発覚。国交省からの業務改善指示を受けて日産は今年3月、西川(さいかわ)広人社長が石井啓一国交相に「法令順守を徹底する」と再発防止を誓ったばかりだった。
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