
「創業家の反乱」で3年にわたって迷走してきた出光興産と昭和シェル石油の経営統合計画が来年4月にようやく実現する見通しとなった。猛反対してきた出光大株主の創業家側が急転直下、翻意した背景には、出光経営陣との協議再開をお膳立てした、旧村上ファンド代表の村上世彰氏の存在もあった。【袴田貴行、岡大介】
「創業家側と今年4月ごろから協議を再開。(統合後の)経営理念や収益計画に関して相互理解が深まり、最終的に合意できた」。出光の月岡隆会長は10日の記者会見で同意を取り付けた経緯を説明。「(モノ言う株主として知られる)村上氏から創業家に統合の必要性を助言してもらったことが関係改善につながった」と明かした。
出光は1940年の設立以来、創業者の故出光佐三氏の方針の下、欧米メジャーに対抗する日本資本の石油元…
この記事は有料記事です。
残り1052文字(全文1402文字)
0 件のコメント:
コメントを投稿