台風21号の接近に伴い、早期の「予告運休」に慎重な私鉄各社も3日、運転取りやめなどの方針を決めた。南海電鉄と京阪電鉄、大阪モノレールは、4日正午をめどに全線の運転を見合わせることを発表した。
南海によると、台風が同社の沿線付近を通過する予報で風雨ともに規制値を超える可能性があるためといい、担当者は「前日の早い時間帯に全線の運休を決めるのは初めて。お客様の安全と不便をかけないことを考え、早く判断した」と話す。
一方で、近畿日本鉄道、阪急電鉄、阪神電鉄はホームページなどで運休の可能性があると注意を呼びかけている。運行取りやめの時間帯については、当日の状況を見て判断するという。
近鉄は8月の台風20号の際は前日に翌日の運行計画を公表した。担当者は「夕方から夜間でお客様の帰宅に影響するため、異例の対応を取った。今回は昼間の接近のため、状況に応じて判断する」としている。
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