【NQNニューヨーク=森田理恵】24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前週末比66ドル90セント(0.3%)安の2万1513ドル17セントで終えた。競合相手による類似薬品の発売が嫌気され、日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が大幅に下落。業績への警戒感から金融のゴールドマン・サックスやホームセンターのホーム・デポなど値がさ株が下げ、相場を押し下げた。
ダウ平均は前週後半に最高値を付けた。今週は25~26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるとあって、週初にひとまず利益を確定するための売りが出たとの指摘が聞かれた。
債券市場で米金利が上昇し、通信株や公益株など配当利回りの高い銘柄に売りが広がったことも相場の重荷になった。
ただ、下値は堅かった。4~6月の建機売り上げが好調だったキャタピラーが買われ、相場を下支えした。これまで発表された主要企業の決算は総じて好調との見方が多く、各国・地域の金融政策も引き締め方向には動きにくいとの見方が多い。「当面は株価上昇が続くとみた買いが入りやすい」(米株の営業担当者)という。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前週末比23.054ポイント(0.4%)高い6410.808で終え、最高値を20日以来、2営業日ぶりに更新した。引け後に決算発表を控えるグーグルの持ち株会社アルファベットをはじめ、アマゾン・ドット・コムやフェイスブックなど大型株が業績期待を背景に買われ、指数上昇に寄与した。
業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち9業種が下落した。「電気通信サービス」「公益事業」「資本財・サービス」などが下げた。一方、「金融」「IT(情報技術)」は上げた。
玩具のハズブロが大幅安。17年4~6月期決算は増収増益だったが、株価が高値圏にあったため利益確定売りに押された。売りは同業のマテルにも波及した。5~7月期の既存店売上高が10%減りそうだと発表したスポーツ用品販売のヒベット・スポーツは急落。同業のフットロッカーやディックス・スポーティング、スポーツ用品のナイキも連れ安した。
ディスカウントストアのTJXや衣料のラルフ・ローレンなど小売株は軒並み下げた。資源開発大手ハリバートンは四半期決算の発表後に売りが優勢になった。
大手証券による投資判断の引き上げが伝わった事務機器大手のゼロックスが高い。食材配達サービスのブルー・エプロンも急伸した。アナリストが強気の見方を示し、好感した買いが膨らんだ。ダウ平均の構成銘柄ではアップルや保険のトラベラーズ、小売りのウォルマート・ストアーズが上昇した。
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