
シャープが来年にも、米国でテレビの販売に再び乗り出す。経営危機が深刻だった2015年までで撤退していた。米市場では、このときにシャープから商標の使用権を買った中国企業が、「アクオス」の名称でテレビを販売している。シャープは新しいブランドを立ち上げて、元自社ブランドに挑むかたちになる。
シャープ首脳は24日、「米国でシャープのサブブランドを新しくつくる。用意できたら(テレビ販売を)再開したい」などと語った。新ブランドの名称やロゴマークなども定め、商標登録の申請中という。
60型以上の大型テレビを中心に展開する。当面は、日本でつくるシャープ製のパネルを使い、親会社の鴻海(ホンハイ)精密工業のメキシコのテレビ工場で、組み立てるとみられる。
世界中で知られる「アクオス」ではないブランドをわざわざ立ち上げるのは、20年末までのブラジルを除く米州でのテレビの商標使用権を、中国の家電大手、海信集団(ハイセンス)に譲渡してしまったためだ。この間シャープは「シャープ」や「アクオス」のブランド名が使えない。
だが、3716万台(16年、…
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