世界最大のモバイル関連見本市「MWC 2018」より。ASUSが新型スマートフォン「ZenFone 5」(2018)シリーズを発表しました。
「ZenFone 5」という名称のスマホが発売されるのは、2014年以来約3年半ぶり。当時は5.0インチの画面サイズが「5」の由来でしたが、今回は第5世代という意味での「5」となります。
●iPhone Xに徹底的に似せてきた新ZenFone
ASUSが今回発表した新製品は「ZenFone 5 Lite」「ZenFone 5」「ZenFone 5Z」の3機種です。
特に印象的なのが、iPhone X似のノッチを搭載した「ZenFone 5」「ZenFone 5Z」の2機種です。想像以上にiPhone Xに似ています。画面サイズはともに6.2インチで、アスペクト比は19:9。
特に最上位機の「ZenFone 5Z」は見た目だけでなく、中身でもiPhone Xに張り合います。プロセッサには、サムスンのGalaxy S9やソニーのXperia XZ2と同じクアルコムのSnapdragon 845を採用。RAM容量は8GB・6GB・4GBの3ラインナップを揃えます。ストレージ容量も最大で256GB。下り最大1.2GbpsのギガビットLTE通信にも対応します。
メインストリームの「ZenFone 5」も「ZenFone 5Z」とほぼ同じ外観。ただ、仕様はグレードダウンしており、プロセッサにSnapdragon 636を採用。RAM容量は3GBまたは4GBとなります。
ZenFone 5(2018)
ZenFone 5(2018)
両モデル共通してAIを強化。例えばカメラでは、被写体が「花」なのか「猫」なのか「雪景色」なのかといったことを認識し、適切な撮影モードに自動で切り替えてくれます。また、画面の色温度を周辺環境に応じて調節する「AI Display」などを搭載。さらに、ワンタップで本体の性能を約12%ブースト(AnTuTuベンチマークスコアで測定)できる「AI Boost」などの機能を搭載します。
iPhone Xのアニ文字的な機能「ZeniMoji」(ゼニモジ)を搭載
ノッチ部分の内訳
画面上部のノッチはiPhone X比で26%小さいとアピール
カメラはZenFone 5シリーズ共通でデュアルカメラを採用。画角120°の広角レンズと標準レンズの組み合わせで、ボケ感のある人物写真を撮影できる「ポートレートモード」も搭載します。
カメラの配置もどことなくiPhone Xを連想させる
●Snapdragon 845で6万円台の衝撃
驚くべきはその価格です。最上位機「ZenFone 5Z」の欧州価格は、Xperia XZ2やGalaxy S9と同じSnapdragon 845を採用しながら税込で479ユーロ(約6万3000円)。iPhone Xの半分近い価格で、価格発表時には会場から歓声が沸き起こりました。
コスパの高さは圧倒的
「ZenFone 5 Lite」「ZenFone 5」「ZenFone 5Z」はそれぞれ3月、4月、6月に発売予定です。
(速報につき詳細仕様や画像は加筆します)
Read Again http://japanese.engadget.com/2018/02/27/iphone-x-asus-zenfone-5-845-6/
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