2018年6月22日金曜日

ジャニーズ商標、侵害容疑=ミクシィ社長ら書類送検-兵庫県警

 アイドルのコンサート情報をまとめたサイトをジャニーズ事務所に無断で運営し商標権を侵害したとして、兵庫県警は22日、商標法違反容疑でチケット転売サイト「チケットキャンプ」(チケキャン、閉鎖)の運営会社と親会社ミクシィの森田仁基社長(42)ら3人を書類送検した。
 チケキャンは高額の転売などが問題となり、ミクシィは2月、森田社長の交代を発表していた。書類送検を受け、森田社長は26日の株主総会を待たず22日付で辞任した。
 他に書類送検されたのは運営会社「フンザ」の元社長(38)と元取締役(39)、法人としてのフンザ。
 送検容疑はジャニーズ事務所から名称使用の許可を得ず、所属アイドルのコンサート情報をまとめたサイト「ジャニーズ通信」(閉鎖)を開設し、チケキャンに誘導して商標権を侵害した疑い。
 ミクシィは「厳粛に受け止め、引き続き捜査に協力する。しかし商標法違反に対する認識はなく、検察庁の判断を待ちたい」とのコメントを出した。(2018/06/22-19:48)

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