トヨタ自動車は22日、企業の役員車や公用車として使われる最高級セダン「センチュリー」を21年ぶりに全面改良して発売した。3代目となる新型は、車体内外の塗装などに「匠の技」を取り入れて豪華さを演出し、初めてハイブリッド車(HV)にして燃費性能も向上させた。後部座席の快適性を重視して開発し、自動ブレーキなどで安全性も高めている。
車体前面に装着した鳳凰(ほうおう)の紋章は、職人が金型を約1カ月半かけて手彫りしたという。外観の塗装は、熟練の技術者が素手で仕上がりを確認しながら細かく修正している。遮音材も手作業で取り付け、車内に入る騒音を大幅に減らした。
センチュリーは1967年に初代が発売され、皇族や企業経営者らに愛用されてきた。新型は排気量5000ccのエンジンを搭載したHVで、燃費はガソリン1リットル当たり13・6キロ。希望小売価格は1960万円。
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