ミラ トコットに開発にあたりダイハツでは、メインターゲットとなる女性、とくに初めてクルマを購入する若い女性の好みやニーズを反映させるために、ターゲットに近い西山氏を始めとする女性社員で構成するプロジェクトチームを立ち上げ企画を練り上げたという。
「メンバーの好みやライフスタイルについて意見を出し合い、ファッションや雑誌のトレンドを調べる中で見えてきたのが、従来の女性向け商品にありがちなベース車両に可愛さや格好良さの要素を加える、いわば盛るという発想を転換し、徹底して素の魅力にこだわりシンプルにしていくという考え方」と西山氏は振り返る。
また「近年、女性とくに初めてクルマを購入される若年層から自分に丁度良い、欲しいというクルマが見つからないという声が聴かれた」ことも背景にあるという。
このためミラ トコットでは、軽で主流のハイトワゴン系ではなくミラ イースのようなコンパクトなパッケージングをベースに、丸型ヘッドライトやスクエア調のボディといったシンプルなデザインを採用している。
その一方で「多くの女性が運転に対して何かしらの不安を抱えていることも考慮すべきではないか、事故への不安が日々クルマを運転する重荷になっているのではないか、それを解決することも新型車の役割だと考えた」とも西山氏は話す。
ミラ トコットでは、衝突回避支援システム「スマートアシストスリー」を採用しているほか、SRSサイドエアバッグおよびSRSカーテンシールドエアバッグを軽初となる全車標準装備とした。また車両の前後、左右につけたカメラで車両を上から見たような画像を映すことができるパノラマモニターを最上級グレードに標準搭載している。
さらに「初めてクルマを購入される方でもお金の面で負担を少なくできる価格」にもこだわり、入口価格を107万4600円、最上級グレードでも142万5600円としている。
Read Again https://response.jp/article/2018/06/25/311216.html
0 件のコメント:
コメントを投稿