29日午後0時40分ごろ、千葉県の成田空港に着陸したソウル発の大韓航空703便(ボーイング777―300型)が、誘導路を走行中にタイヤの車軸が折れて動けなくなった。乗客乗員335人にけがはなかった。国土交通省は深刻な事故につながりかねない重大インシデントに認定、運輸安全委員会が原因を調べる。
国交省成田空港事務所によると、右側の主脚のタイヤをつなぐ車軸が折れた。6個のタイヤが二つずつ3列に並んだ最後列の部分という。乗客乗員は停止から約1時間40分後に臨時バスでターミナルに移動。金属片の回収などのため、2本の滑走路のうち1本が20分間閉鎖された。
山梨県韮崎市の男性会社員(45)は「風のせいか、少し傾きながら着陸したように感じた。乗客は冷静だった」と話した。(黒川和久)
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