東京医科大の本部がある東京・西新宿には大勢の報道陣が詰めかけ、広報担当者は「事実関係を確認中」と繰り返すなど対応に追われた。
その後、同大は報道各社に「東京地検による捜査を受けていることは事実であり厳粛に受け止めている。大学として捜査に全面的に協力している」などとするコメントを発表した。担当者によると、後日、記者会見を開く意向だという。
一方、教育をつかさどる文部科学省の官僚が、息子の試験の点数を不正に加点してもらうという“裏口入学”の疑いが明らかになり、学生からは憤りの声が漏れた。
1年生の男子学生(18)は「それが許されるのならば、なんでもありになってしまう。他の学生にあまりに失礼だ」。2年の男子学生(20)も「授業では人の命を扱うことの大切さや難しさを教わっている。教育者の側がこうした不正に関与していたのであれば、決して許されることではない」と話す。
別の1年生の男子学生は3浪して、今年ようやく入学したという。「心が折れそうになったこともあるが家族の支えで頑張ることができた。(自分は)いろいろなものを犠牲にしてようやく合格をつかんだのに」と落胆した。
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