鈴木社長は今回の改良で4代目となるジムニーについて「本格四駆、機能美にこだわりを持って開発を進めてきた」とした上で、「今回のフルモデルチェンジにおいても新開発ラダーフレーム、FRレイアウト、副変速機付パートタイム四駆、3リンクリジットアクスル式サスペンションといったジムニーに求められる本格四駆の基本構造はデザインと同様しっかりと継承した」と紹介した。
さらに「硬派のクルマで、他の軽とは違った味わいがしっかりと打ち出せていると思っている。外観ひとつとっても感性に触れて頂けるところがあるのではないか。そういう感性に触れて頂いたお客様をしっかりつかんでいく取り組みをやっていきたい」と述べた。
その一方で「本格四駆にこだわり、プロのユーザー向けにしっかりと売っていくというのがジムニーの役割で、本当にこのようなクルマは造りづらく、売りづらくなっている」と、全面改良までの20年間でオフロード四駆車を取り巻く環境に厳しさが増していることも明かした。
しかし鈴木社長は「各国の林業、ブドウ畑をもった人たちや狩猟する人たちなど底堅いユーザーがいる。そういう人たちに必要なクルマを、CO2、EV化、自動化への対応という中で、本当に無くしてしまっていいのか。我々は本当に必要とされているクルマを必要とする人たちに提供していく役割を担っている。細く長くになるかもしれないが、そういうクルマ造りを是非やっていきたい」と強調し、ロングセラー商品として売っていく考えを改めて示した。
軽四輪駆動車ジムニーの価格は145万8000-184万1400円で、年間販売目標は1万5000台。小型四輪駆動車ジムニーシエラの価格は176万400‐201万9600円で、年間販売目標は1200台となっている。
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