国土交通省は4日、今年のお盆期間(8月8~19日)の高速道路料金について、渋滞のピークが見込まれる11、12日の土日を平日料金とし、9、10日の平日に休日割引を適用すると発表した。初めての試みで、休日割引を平日にずらすことで交通量を分散させ、渋滞緩和を図る。
休日割引は、自動料金収受システム(ETC)を利用する乗用車と軽自動車の料金を、土日と祝日に3~1割引きとする制度。首都高速、阪神高速と、それぞれの周辺一部区間は対象外となる。
今年は11、12日に帰省ラッシュのピークが予想されており、利用者に移動する日を前倒ししてもらう狙い。国交省や高速道路各社は、年末年始や5月の大型連休にも割引日の変更ができないか検討している。
国交省によると、昨年のお盆期間中には10キロ以上の渋滞が532回発生し、最長は65.8キロだった。同省の有識者会議は昨年12月、渋滞が多い時期の料金設定を工夫することで、交通量の平準化を目指すべきだとの基本方針をまとめていた。
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