[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングが発表した第2・四半期決算は、利益とキャッシュフローが市場予想を上回った。同社は通年の利益と営業キャッシュフローの見通しを上方修正した。
株価は午前の取引で228.80ドルと最高値をつけた。その後は7.6%高の228.64ドル。
第2・四半期の営業キャッシュフローは約50億ドルと、予想の約25億ドルの2倍となった。「787ドリームライナー」の利益率拡大が後押しした。
軍用機の売上高は4%減の68億ドル。ただ利益は50%増加し、利益率は4.6%ポイント拡大した。
通年の営業キャッシュフロー見通しは15億ドル引き上げ、約122億5000万ドルとした。今年の自社株買い見通しは35億ドル引き上げ100億ドル相当。将来の負担軽減に備え、今年35億ドルの追加年金拠出も行うとした。
通年のコア1株利益(一部年金費用除く)は0.75ドル引き上げ11.10-11.30ドルとした。上方修正は今年2回目。
第2・四半期の利益は17億6000万ドル(1株当たり2.89ドル)。前年同期は2億3400万ドル(同0.37ドル)の赤字だった。
コア1株利益(一部年金費用など除く)は2.55ドル。
売上高は8.1%減の227億4000万ドル。
トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想は、コア1株利益が2.30ドル。売上高230億ドル。
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