しかも価格も安く。
9月27日のシアトルのAmazon(アマゾン)本社にて行われた新製品発表会。そこではいくつかの製品が発表されたのですが、第1世代Amazon Echoの直系となる新型Echoが発表されましたよ! その名も「Echo Plus」。
一見前モデルと同じに見えますが、中身が違います。The Vergeによると今回新型の目玉となる新機能は、Echo Plus自体がスマートホームデバイスをつなぐハブになるという点と、Dolbyサウンドをサポートするようになった点です。
そもそも、スマートライトなどのホームデバイスは、別途「ハブ」となる中継機を必要とします。しかし、この新型には多くのスマートホームデバイスで使われる無線通信プロトコル「ZigBee」を内蔵しているため、Echo Plusがホームオートメーションのハブの役割を果たします。ZigBee搭載のスマートホームデバイスにつなぐときには初期設定も不要で、デバイスを探すよう声をかければAlexaが設定を開始してくれます。異なるブランドのスマートホームデバイスが増えると、ハブがやたら増えるので、これは何気にキラーアップデートな気がしてなりません。
また、360°に対応したスピーカーは新たにDolbyサウンドをサポートするようになり、前モデルより一層臨場感のあるサウンドが楽しめるようになったそうです。以前、EchoとGoogle Homeの音質比較をするテストが話題になっていましたが、これでついにEchoの方が一歩先を行くことになるのかもしれませんよ? ただしスピーカーの構成に目を向けてみると、2.5インチウーファー/2インチツイーターのEchoから、2.5インチウーファー/0.8インチツイーターと、ツイーター(高音スピーカー)のサイズがかなり小さくなっています。
定価は前モデルの179.99ドルより安くなった164.98ドルで、Amazon.comでは149.99ドル(約1万6800円)で予約受付中。10月31日発売です。いつものことながら、日本での発売については今のところ発表されていません。
これでAmazonも、12月に発売を控えたApple(アップル)の「HomePod」を迎え撃つ準備が整ったといった印象でしょうか? それにしても、今後スマートスピーカーの業界でも製品名に「Plus」をつけるような流れになったりしませんよね…?
Image: Amazon
Source: Amazon, The Verge
(Doga)
Read Again https://www.gizmodo.jp/2017/09/echo-plus.html
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