回転ずしチェーン最大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)と5位の元気寿司(宇都宮市)が経営統合する方針を固めたことが29日、分かった。元気寿司の親会社でコメ卸最大手の神明(神戸市)が、スシローの親会社であるスシローグローバルホールディングス(HD)の株式の約3割を取得する形で資本提携した上で、具体的な統合形態や時期を協議する。
■アジア展開…神明、「かっぱ寿司」提携も解消
規模拡大で経営体質を強化し、アジアを中心に海外展開を加速させる。統合が実現すれば、スシローと元気寿司の売上高の単純合計は約1800億円(2016年度)となり、2位のくら寿司を運営するくらコーポレーションの1136億円を大きく引き離すことになる。
スシローは今年6月末時点で474店舗を展開しているが、ほとんどが国内となっている。一方、元気寿司は店舗の半数を超える165店を海外で展開しており、両社が組めばノウハウを共有することで海外展開を加速できると判断した。統合により、仕入れ先の共通化などで業務効率化やコスト削減を進める狙いもある。
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