三越伊勢丹ホールディングスは28日、伊勢丹松戸店(千葉県松戸市)を来年3月21日に閉鎖すると発表した。周辺の商業施設との競争激化で赤字を続けており、収益改善が見込めないため。
松戸店は1974年に開店。90年代後半にかけて売上高を伸ばしたが、過去10年間は赤字の状態で、店舗価値の見直しにより2009年3月期以降に合計で約38億円の減損損失を計上した。
三越伊勢丹HDは不振の百貨店事業を立て直すため、全店で構造改革を推進中。今年3月には三越の千葉店(千葉市)と多摩センター店(東京都多摩市)を閉店した。(2017/09/28-18:19)
0 件のコメント:
コメントを投稿