26日のニューヨーク外国為替市場ではドルが続伸。緩やか過ぎるペースでの利上げに当局は注意するべきだと米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が述べたことで、午後に一段高となった。ただ、雇用市場の強さやインフレを左右する要因に関し当局が判断を誤った可能性があるとの見方も示したため、市場では中立的な論調だとの解釈が広がり、ドルは伸び悩んだ。
ニューヨーク時間午後4時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.3%上昇。ドルは対ユーロで0.5%高の1ユーロ=1.1793ドル、対円では0.5%上げて1ドル=112円24銭。
イエレン議長はこの日の講演で「インフレ率が目標の2%に戻るまで金融政策を据え置くのは賢明ではない」と発言。これを受けてドル指数は一時、0.6%上昇して約1カ月ぶり高値をつけたが、その後の取引で上げ幅の半分を失った。
原題:Dollar Gains for Second Day as Yellen Reinforces December Hike(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中LEARN MORE
Read Again https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-26/OWWM23SYF01U01
0 件のコメント:
コメントを投稿