経済産業省と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は26日、沖縄近海で実施した試験で、深さ約1600メートルの海底にある鉱床から鉱物資源を連続して引き上げることに成功したと発表した。連続して大量の鉱物資源を引き上げたのは世界で初めて。今後、精錬などの技術を検討しつつ資源量も調査し、2020年代半ばごろの商業化プロジェクトの開始を目指す。
日本は鉱物資源の大部分を海外に依存しており、経産省は今回の結果を国内の資源開発技術の確立に向けた「大きな一歩」(資源エネルギー庁)と評価。世耕弘成経産相は「世界第6位の排他的経済水域(EEZ)の広さを生かした国産資源の開発を進める」と語った。(2017/09/26-18:46) 関連ニュース
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