日銀の黒田東彦総裁は25日、大阪市で関西経済連合会など関西経済界と懇談した。関西側は2019年のラグビーワールドカップ(W杯)開催や25年の国際博覧会(万博)招致活動などを紹介。黒田総裁は「関西経済を盛り上げる意欲を感じた」と期待を表明した。同日の記者会見では足元の関西経済について「緩やかな拡大基調」との認識を示した。
懇談会では、関経連の松本正義会長が関西での大きなイベントとして21年のワールドマスターズゲームズや統合リゾート(IR)誘致なども挙げた。金融政策を巡っては、金利低下で借り入れ環境が改善したとの声がある一方、金融機関の収益への逆風も指摘が出た。黒田総裁は「ご意見を踏まえつつ、粘り強く金融緩和を進めて企業の取り組みをサポートしていく」と語った。
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