2017年9月26日火曜日

加温販売専用の日本酒開発 日本盛が業界初

 酒造メーカーの日本盛(兵庫県西宮市)は25日、ホット販売専用日本酒「燗酒(かんざけ)180ミリリットルボトル缶」を10月2日に発売すると発表した。加温販売用の日本酒は業界初で、コンビニや駅売店などを中心に展開する。熱燗を手軽に楽しめる点を訴求して販売2年目で5億円の売り上げを目指すほか、リキュールなど他酒類の投入や他社との協業などで、ホットアルコール市場を創出したいと意気込む。

 日本酒は長時間、加温すると風味や色が変わり品質の劣化が起こる。今回の商品では新開発の酵母や製法を活用することで、ノンアルコールのホット飲料同様、店頭での2週間連続の加温販売ができるようにした。アルミ製のボトル缶を採用、手軽さと品質保持を両立させた。希望小売価格(税抜き)は223円。

 日本酒の国内消費は減少を続けるが、森本直樹社長は会見で「業界全体を牽引(けんいん)する商品になれば」と話した。

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