[ニューヨーク 15日 ロイター] - 仮想通貨のビットコインが15日の取引で、約2週間ぶりに1万ドルを突破した。
昨年12月半ばの過去最高値から70%値下がりする中、投資家が買い戻した。
今年のビットコイン暴落は、相次いで伝わった各国の規制当局の監視強化方針のほか、取引所のハッキング被害が明るみに出たことが背景にある。また、金融市場のリスク回避ムードも影響していた。
株式やビットコインなどのリスク資産に対する地合いはその後改善。市場関係者の1人は、2010年以降に散見された調整局面を考慮すると、7月までに最高値を更新するとの見方を示している。
ルクセンブルクに本拠を置くビットスタンプで、ビットコインBTC=BTSPは一時1万0234ドルまで上昇した。直近では約7%高の1万0123.12ドル。
別の市場関係者は「世界株式相場の急伸に合わせてビットコインが値上がりした」と話し、1万ドル突破が続けば1万2000ドル台も視野に入る可能性を指摘した。
他の仮想通貨も値上がり。コインマーケットキャップ(coinmarketcap.com)によると、イーサリアムが24時間のうちに2.5%上昇して933.24ドル。リップルは5.3%高の1.15ドル。
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