□日本航空(JAL)
日本航空(JAL)は昭和42年3月、世界一周路線の開設に合わせて、客室乗務員の制服を4代目にリニューアルした。4代目はグレーや紺など控えめだった過去の制服から一転、「スカイブルー」という歴代でも唯一のカラーを採用。高度経済成長期の「いざなぎ景気」のまっただ中という時代を反映し、華やかな印象になった。
デザインは日本服飾デザイナーのパイオニア、森英恵さん(92)が担当。着物のような襟を胸元で交差させた上着は日本らしさを感じさせ、前裾のなだらかな曲線と大きめのボタン、フラップ付きのポケットが特徴的だった。インナーの白いブラウスは丸首で、ジャケットと同色のスカートは後ろにスリットを入れた。手袋も初めて着用した。
昭和40年に社章になった「鶴丸」が制服に初めて登場。ジャケットの右胸に真珠を並べた鶴丸ブローチ、椀(わん)型の帽子の正面にも鶴丸マークが付いた。森さんは4代目に続いて5、6代目のデザインも担当、斬新なデザインが話題と人気を集めた。
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