牛丼チェーンの吉野家が2日に実施した無料キャンペーンで、客の車が店の周辺に列をつくり、渋滞を引き起こすトラブルが全国各地で起きた。同社は5日付でウェブサイトに謝罪文を掲載。今後のキャンペーンでは、車で来店しないよう客に求める方針だ。
きっかけは、ソフトバンクが2016年10月から展開するキャンペーン「スーパーフライデー」。同社のスマートフォン利用者に毎週金曜日、外食チェーンなどで特定の商品が無料になるクーポンを配信するサービスで、今月は全国の吉野家の牛丼が対象だった。税込み380円の牛丼(並盛)が1杯(25歳以下の学生は2杯)無料で食べられるクーポンが利用者のスマホに配られていた。
初日となった2日は特に夕方以降、多くの店に客が殺到。吉野家によると、入店待ちの車が道路上に列をつくり、複数の店の周辺で渋滞が起きた。北海道帯広市の店舗では、警察官が交通整理をする事態になったという。苦情が相次いだことを受け、自社ウェブサイトに「店舗周辺の交通渋滞の発生などにより、お客様や地域の皆様に多大なご迷惑をかけ、深くおわびします」などとした謝罪文を掲載した。(筒井竜平)
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