9日午後10時ごろ、神奈川県内を走行していた下りの東海道新幹線内で「人が刺された」と同県の小田原市消防本部に神奈川県警から通報があった。消防は負傷者を小田原駅で下車させ、搬送するとしている。
同県警によると、新幹線車内で負傷した人は、なたで首の付近を切りつけられたとの情報があるという。県警は小田原駅に停車した新幹線の車内で20~30代とみられる男の身柄を確保した。
同市消防本部によると、新幹線の車内で刺されて意識不明となったのは30代の男性で、他に男女1人ずつがけがをしている。けがの程度は不明。
JR東海によると、車内で人が刺されたのは午後9時23分に東京を出発し、新大阪に午後11時45分着予定の「のぞみ265号」で、のぞみ号の新大阪行きの最終列車だった。午後9時40分すぎに新横浜駅を出発した際は異常はなかったが、同47分ごろに車内で非常ブザーが鳴らされたという。
現場は新横浜―小田原間とみられ、県警が詳しい状況を調べている。
東海道新幹線では2015年6月、新横浜―小田原間を走行していた東京発新大阪行きのぞみ225号の車内で男がライターでガソリンに着火し焼身自殺。横浜市の女性(当時52)が死亡し、多数の負傷者が出た事件が起き、車内を防犯カメラで録画する対策が取られていた。〔共同〕
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