大阪府北部で震度6弱を観測した地震から一夜明けた19日、中四国地方のガス事業者が被害が大きい地域のガスの復旧支援に動き出した。このうち広島ガスは総勢53人の応援隊を1週間程度の予定で派遣。20日からガス導管の点検や修繕などの復旧作業に取りかかる予定だ。
日本ガス協会からの応援要請に基づく被災地の支援だ。広ガスの応援隊はグループ会社などを含めて修繕班として51人、隊の統括や広ガス本社との連絡担当を担う総務班2人で構成する。そのうち3人は先遣隊として前日から現地へ派遣しているという。
出発式で広ガスの松藤研介社長は「ガス供給が止まっている人々の生活がいち早く元通りになるよう、これまでの知識、経験を発揮して全面復旧に取り組んでほしい」と話した。その後、ダンプカーや工作車などの車両が出発した。
岡山ガス(岡山市)と山口合同ガス(山口県下関市)も、社員などを含むガス導管修繕の応援隊をそれぞれ7~8人ほど、20日から現地へ派遣する方針だ。
四国ガス(愛媛県今治市)は道路に埋設されたガス管の補修修繕を担当する1班7人を20日に派遣する。丸亀支店(香川県丸亀市)の社員らで構成。重機やダンプカー、工具などを持ち込む。
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