栃木県警が導入した日産自動車の高級スポーツカー「GT-R35」のパトカーが15日、宇都宮市の栃木県庁で披露された。県警に「交通事故抑止対策に役立ててほしい」との寄付の申し出があり、この日の「栃木県民の日」に合わせて寄贈式が開かれた。
県庁本庁舎の玄関前での寄贈式では、寄付した栃木市の会社社長、中村和男さん(64)からレプリカキーが福田富一知事に贈られ、坂口拓也県警本部長は「関係者に深く感謝し、事故抑止のため最大限活用したい」と述べた。
県警高速隊に配備され、同隊は「高速道路での危険なあおり運転や悪質なスピード違反は大きな問題。最新車両を有効に使いたい。抑止効果は高い」と意気込む。パトロールやイベントでの展示で活用する方針。高性能な最新車種の配備に隊員の期待も大きい。
GT-R35は、日産自動車が誇る最新モデルの車種で、生産拠点は同県上三川町の栃木工場。この日の寄贈式には県外からもスポーツカーファンが訪れた。東京都江東区の男性会社員(40)は「栃木県警は日産フェアレディZやホンダNSXもあり、注目している。今回は若い人向けの斬新なデザイン」と盛んにカメラのレンズを向け、東京都足立区の男性会社員(38)も「会社を休んで見に来た。栃木県警は高級車の宝庫。車体の低いところが格好良い」と話していた。
16日午前10時~正午、県庁で開かれる県民の日のイベントでも展示される。
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