ユピテルは9月4日、同社製ドライブレコーダー「DRY-FH200」に発煙・発火の可能性があるとして、回収および製品交換を実施すると発表しました。
DRY-FH200は、2012年10月〜2013年8月に販売。フルHD(1920 x 1080)で録画でき、140°の広視野角を売りにしていました。オンラインショップにおける価格は1万円半ば程度。
マスコミ報道によると、兵庫県や神奈川県で発生した自動車火事2件がこの機種だったとされます。この2件以外に大阪府での事例を含めた合計4件の火事が報告されています。当該機種をご使用の場合は今すぐ取り外し、車外の安全な場所に保管することをおすすめします。
ユピテルによると、発煙・発火はリチウムイオン電池に起因しているとのこと。詳細な原因は「調査中」としているものの、事故防止に万全を期すとして、製品の回収、および上位モデル「DRY-ST1000c」への交換を実施するとしています。
リチウムイオンバッテリーの発火を巡っては、サムスンのGalaxy Note 7やUPQ Phone A01Xなどが記憶に新しいところ。ひと度発火すると人命を奪う可能性もあり、メーカーには着実な安全対策が求められます。
ユーザー側としては、リチウム電池内蔵型でなく、シガー電源タイプのドライブレコーダーを選択するのも対策として有効です。
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