2018年2月6日火曜日

〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「大陰線」、新たなデッドクロスへの警戒も

[東京 6日 ロイター] -

<15:37> 日経平均・日足は「大陰線」、新たなデッドクロスへの警戒も

日経平均・日足は「大陰線」。下落相場で出現すれば上昇転換を暗示するとされる「カラカサ」の形状に近い。もっとも、5日移動平均線(2万2830円25銭=6日終値)が75日移動平均線(2万2784円56銭=同)に上方から接近している。デッドクロスを形成すれば、改めて下値を模索する展開もあり得る。この際、200日移動平均線(2万0954円13銭=6日終値)や、12カ月移動平均線(2万0827円31銭=同)が、目先の下値めどと意識される。一方、地合いが改善するようなら、5日線や75日線のほか、きょう空けたマド(2万2277円45銭─2万2659円43銭)を埋める動きが意識されそうだ。

<15:16> 新興株は大幅安、マザーズ先物でサーキット・ブレーカー発動  

新興株式市場ではリスク回避の流れが波及し、日経ジャスダック平均は7.16%安、東証マザーズ指数は9.17%安で、それぞれ大幅に3日続落となった。取引時間中としてはジャスダックは昨年12月6日以来、マザーズは同11月17日以来の安値水準に下落した。

日中は東証マザーズ指数先物で2回、サーキット・ブレーカーが発動した。もっとも「後場寄りに追証回避の売りが強まったが、これが一巡した後は業績の裏付けのある銘柄を買う動きがみられた」(国内証券)との声があった。

フライングガーデンやハイパー、バリューゴルフの下げが目立った。一方、上昇したのはニチダイや綜研化学、オイシックスドット大地などだった。

<14:44> 日経平均は2万1500円台、個人投資家の押し目買いで下げ幅縮小

日経平均は2万1500円台での値動き。下げ幅は約1100円安まで縮小した。日銀の黒田東彦総裁は6日午後の衆議院予算委員会で、将来的な金融緩和余地を確保するための金融政策の変更は時期尚早とし、現時点で現行ゼロ%程度の長期金利目標を若干でも引き上げることは不適切との見解を示した。「日銀の緩和姿勢が意識され買い戻しが入った。しばらくは不安定な相場が見込まれるが、個人投資家は足元では強力に買い越している」(ネット系証券)との声が出ていた。

<13:56> 日経平均は一時1600円超安、ボラティリティ―指数は2016年6月以来の高水準

日経平均の下げ幅は一時1600円を超えた。一時2万1078円まで下落した。リスク回避の売りが続いている。日経平均ボラティリティ―指数は一時35ポイントまで急伸。取引時間中としては2016年6月以来の高水準を付けている。

<13:24> 日経平均は一時1500円超す下げ、個人投資家の投げが継続

日経平均は後場に入り下げ幅が1500円を超えた。一時2万1100円台後半まで下落した。マネックス証券によると、スマートフォン経由でのログインがしづらい事象が発生したいう。サーバーの負荷が高まったことが主因とみられている。「投資家心理にマイナスの話。個人投資家の投げが続いている」(国内証券トレーダー)との声が出ている。

<12:54> 日経平均は後場一段安、日銀のETF買いも売り圧力に押されるか

日経平均は後場一段安。下げ幅は1300円を超えた。市場では日銀の上場投資信託(ETF)買いへの思惑が相場の支えに期待されるが、「売り圧力のほうが大きい。欧州投資家の売り仕掛けにも注意が必要」(国内証券)との声も聞かれた。

日本取引所グループは6日、東証マザーズ指数先物取引の全限月取引でサーキットブレーカーを発動し、午前10時58分─午前11時08分の取引を停止した。きょう2度目の措置となる。ダウ・ジョーンズ工業株平均先物取引の全限月取引についても、サーキットブレーカー発動に伴って、午前10時50分─午前11時00分の取引を停止した。

<11:36>  前場の日経平均は3日続落、米金利上昇・米株安でリスク回避が先行  

前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比1194円21銭安の2万1487円87銭となり、3日続落した。

前日の米国株市場でダウ工業株30種が1175ドル安と急落したことで、リスク回避の売りが東京市場にも波及した。400円超安で寄り付いた後も下げを拡大。米ダウ先物が下落するのを眺めて、日経平均は一時1300円安に迫る2万1403円34銭に下落する場面もあった。

TOPIXは4.99%安だった。東証1部の午前中の売買代金は2兆5668億円。全33業種が下落した。下落率トップはガラス・土石製品で、非鉄金属、保険、金属製品が続いた。新興株市場も、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに大幅に下落した。  

市場では日経平均の予想株価収益率(PER)は14倍程度に低下してきているとして「割高感は完全に消えた。業績の方向性に変化はなく、買ってもいい水準といえる」(フィデリティ投信のインベストメントディレクター、福田理弘氏)との見方が出ていた。  

東証1部の騰落数は、値上がり14銘柄に対し、値下がりが2048銘柄、変わらずが3銘柄だった。

<11:09> 日経平均は下げ幅拡大、米株先物につれ安

日経平均は、じりじりと水準を切り下げ、下落幅が一時1300円に迫った。米ダウ先物が前日比で一時3%程度の下落となったのにつれて日経平均も下押しが強まり、一時2万1403円34銭に下落した。「買っても悪くない水準まで下落してきた。ただ、まだクライマックスを打っていない印象もあって、なかなか買いにくい」(国内証券)との声も聞かれた。

<10:10> 日経平均は一時1100円超安、「下げ過ぎ」の声も

日経平均は一時前営業日比1100円超安に下げ幅を拡大。前日に2018年3月期連結業績予想(国際会計基準)を上方修正したパナソニックも、売りが先行。東証1部は全33業種で値下がりしており、個別銘柄では値上がりが11、値下がり2050、変わらず4で、全面安の様相となっている。

一時2万1557円42銭に下落。昨年10月20日─23日に空けたマドの水準となる。「年初からの上げが急ピッチだったとはいえ、今度は下げ過ぎの印象。いったん下げ止まって自律反発に入ってもおかしくない」(国内証券)との声も出ていた。

<09:32> 新興株も急落、マザーズ先物で一時サーキットブレーカー発動

東証マザーズ指数が一時7%を超す下げとなるなど、新興株も急落している。また東京証券取引所は6日午前8時49分から59分にかけて、東証マザーズ指数先物の全限月取引の売買を一時停止した。サーキットブレーカー発動のため。

<09:09> 寄り付きの日経平均は大幅続落、米株急落でリスクオフ

寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比415円08銭安の2万2267円00銭となり、大幅続落した。前日の米国株市場でダウ工業株30種が1175ドル安と急落したことで、リスク回避の売りが東京市場にも波及した。日経平均は寄り後に節目の2万2000円を割り込んだ。取引時間中としては昨年11月16日以来の安値水準となる。東証33業種はすべて下落。鉱業、非鉄、ゴム製品などの下げが目立つ。

<08:27> 寄り前の板状況、主力輸出株は売り優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車、ホンダ、キヤノン、ソニー、パナソニックなどの主力輸出株が売り優勢となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ファナックも売り優勢。

メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループがいずれも売り優勢となっている。

東証第1部出来高上位50銘柄

東証第1部値上がり率上位50銘柄

東証第1部値下がり率上位50銘柄

日経225先物

SGX日経225先物

TOPIX先物

日経225オプション

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