金融庁に登録された仮想通貨交換業者「テックビューロ」(大阪市)で、システムの不具合により仮想通貨が一時「ゼロ円」で買える状態になった。同社は以前からトラブルが相次いだ。不正流出を起こしたコインチェックは登録前の「みなし業者」だが、厳しい審査を受けた登録業者も問題が出ており、金融庁の監督強化策が焦点となる。
16日夕、テックビューロの仮想通貨交換サイト「Zaif(ザイフ)」上で、仮想通貨の販売額が「誤って『ゼロ円』と価格表示されてしまった」(広報)。その間に仮想通貨ビットコインをゼロ円で大量に取得した人がサイトでコインを売り出した。ネットでは販売額が約2200兆円相当と表示された、と話題になった。テックビューロは表示額は確認できないとしているが、ビットコインの想定発行上限を上回る「異常値」だ。
システム不具合が原因で、1時…
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