品質データの改ざん問題をめぐり、神戸製鋼所が東京地検特捜部と警視庁の家宅捜索を受けた。捜索は東京本社のほか、アルミ・銅製品の製造拠点が主な対象とみられる。不正の多くはこれらの拠点を中心に行われていたとみて、実態の解明を進める。
東京都品川区の神鋼東京本社には5日午前9時過ぎから断続的に、東京地検の検事ら30人以上が捜索に入った。40代の男性社員は「会社としては生まれ変わるつもりで今後やっていくしかない」と話した。
関係者によると、捜索は東京と神戸の両本社のほか、アルミ・銅製品の直営製造拠点の長府(山口県下関市)、真岡(栃木県真岡市)、大安(三重県いなべ市)の3製造所が対象になっているという。
長府は銅板と鉄道のアルミ製部…
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